廃城後、水の手曲輪に再び戻った法峰寺
観音堂へ続く石段と桜
箕輪城を北側に背負った法峰寺は、箕輪山慈眼院と号し、天安年間(857~858)に創建されたと伝わる天台宗の寺院です。箕輪城築城の際、寺が水の手曲輪にあたる場所であったため一時移されましたが、慶長3年(1598)箕輪城が廃城となったときに、水の手曲輪に再建されたと伝わります。鎌倉時代末期から戦国期にわたる塔類が随所に残っており、境内西方には観音堂があり、堂の裏の小道から城山本丸に行くことができます。桜が咲く春先は花祭り、初夏にはホタル祭り、秋には紅葉が色づき、四季の移ろいを楽しむことができます。【マップ3】
PDF(Portable Document Format)ファイルの利用には、アドビシステムズ社から無償で配布されているAdobe Reader等のアプリケーションが必要になります。