生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。

木村忠太展バナー

生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。

「これこそが魂の印象主義である。」
1953年の渡仏以来、亡くなる1987年まで一度の帰国をのぞき、フランスの自然の光をみつめ続けた木村忠太(きむらちゅうた1917-1987)。その作品の何よりの魅力は、光や大気といった目に見えないものさえありありと感じさせる、心象のリアリティです。ふと光に触れたときの心のわずかな動きと、揺れる光そのものと-。感動するみずからの内と外とのゆらぎそのものをありのままみつめ、線描と色面を幾重にも重ねて描くスタイルを、木村は「魂の印象派」と呼びました。一瞬の光をとらえた印象派を引き継ぎつつ、時の流れ、つまり刻々変化する感動そのものを表現しようと試みているため、絵を前にした私たちも、まるで風景の只中にいるように、あふれる色彩に包まれる経験をします。

本展では高崎市美術館所蔵作品を中心とする油彩、パステル、鉛筆デッサン、リトグラフ95点やパレット、スケッチブックなどの作家資料によって、2017年2月に生誕100年を迎える木村が描こうとした「内なる光」を、東洋と西洋、内なるものと外なるものを巡る木村の思考と制作を手がかりとしながら、点描から線描、そして色面へと折々変化する光の表現の中にたどります。

会期

平成29年1月29日(日)~3月26日(日)

主な出品作品

ベンチに座る人

《ベンチに座る人》1986年 高崎市美術館蔵

自画像

《自画像》1974年 (公財)日動美術財団蔵

流れ

《流れ》1974年

ファイアンス

《ファイアンス》1978年 豊橋市美術博物館蔵

雲

《雲》1985年 群馬県立近代美術館蔵

夏の雲

《夏の雲》1987年 世田谷美術館蔵

ポン・ヌフ

《ポン・ヌフ》1987年 茨城県近代美術館蔵

主催

高崎市美術館

開館時間

高崎市美術館

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)

旧井上房一郎邸

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日

会期中の休館日

1月30日(月)、2月6日(月)・13日(月)・20日(月)・27日(月)、3月6日(月)・13日(月)・21日(火)

観覧料

一般:600(500)円/大学・高校生:300(250)円 ( )内は20名以上の団体割引料金

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。

関連事業

1.著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」

小説に実在の美術館を登場させるなど無類の美術好きで知られる作家 絲山秋子さんと、長年にわたる木村忠太愛を公言するテーブルスタイリスト 堀井和子さんによる、いつもとは一味違うギャラリートークです。

  1. 「絵と歩く―言葉をもって、言葉をこえて」絲山秋子(芥川賞作家)
    日時:2月5日(日) 午後2時より
    場所:高崎市美術館 展示室
    申し込み不要、要観覧料
  2. 「木村忠太作品と風土(フード)」堀井和子(テーブルスタイリスト)
    日時:3月5日(日) 午後2時より
    場所:高崎市美術館 展示室
    申し込み不要、要観覧料

2.ワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」

木村忠太の絵の秘密を知り、パステルで自画像を描きます。

  • 講師:美術館スタッフ
  • 日時:2月25日(土) 午後1時~3時
  • 場所:高崎市南公民館
  • 定員:20名(予約先着順)
  • 対象:小学生から大人まで20名(先着順、小学3年生以下は保護者同伴)
  • 申し込み:1月29日(日)午前10時より高崎市美術館にて電話受付をいたします。(027-324-6125)

3.学芸員によるギャラリートーク

  • 日時:2月4日(土)、2月18日(土)、3月4日(土)、3月18日(土)
    いずれも午後2時より
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 申し込み不要、要観覧料

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このページの担当

  • 高崎市美術館
  • 電話:027-324-6125
  • ファクス:027-324-6126