高崎学検定講座「日本の運命、幕府の運命ー小栗上野介の日本改造ー」の報告

高崎学検定

高崎学検定講座の報告

下記のとおり講演会を開催しました。その概要をご報告いたします。

日時および会場

  • 日時:平成29年3月3日(金)午後1時30分から
  • 会場:高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座資料

講座資料(PDF形式 147KB)

講座内容

今回は「日本の運命、幕府の運命-小栗上野介の日本改造-」と題して東善寺の住職、村上泰賢先生をお招きし、高崎学検定講座を開催しました。
最初に二つのご説明がありました。
一つ目は、上野(こうづけ)というのは群馬県を表すが形式上の名前であり、アメリカへは豊後守という名前で行ったということ。二つ目は、小栗は日本の近代化のために力を尽くしたが、悪いイメージで捉えられている。本当の小栗上野介の姿をきちんと理解して語っていただきたいということです。

小栗上野介は遣米使節(目付・監察)としてアメリカの軍艦ポウハタン号に乗り、合計3隻の船を乗り継ぎ、日本人で初めて地球一周をしました。このことについて「勝海舟」「咸臨丸」の話を交え、歴史的事実を正しく知ることの大切さについてご説明いただきました。

帰国後は、横須賀造船所の建設や日本で初めての株式会社(築地ホテル)の設立など、日本の近代化の礎となる数多くの業績を残したことに触れ、群馬県に関連して、横須賀の海軍機関学校を出て飛行機会社を設立した「中島飛行機」を横須賀造船所の弟、「富岡製糸場」を妹として紹介されました。

また、群馬県になじみの深い「上毛かるた」にも触れ、小栗上野介の功績をたたえる札を作ろうとしたが叶わず(他にも何人かそういう人がいるが)、いずれ折が来たら作り直そうと「い」と「ら」だけ赤い札にしていつも一番上に置いてある、という、びっくりするようなお話もされました。
村上泰賢先生にはお忙しい中、小栗上野介の功績について大変わかりやすく興味深いご講演をしていただきました。今回のご講演で改めて小栗上野介の偉大さを知り、冒頭で村上泰賢先生がおっしゃられた「小栗上野介の本当の姿をきちんと理解して語っていただきたい」という思いを会場の皆さまが感じた講座になったのではないでしょうか。

講座の様子

講師プロフィール

村上 泰賢(むらかみ たいけん)

略歴

  • 群馬県高崎市倉渕町権田169
    1941(昭和16)年生まれ
  • 駒澤大学文学部卒業
  • 曹洞宗 東善寺住職 小栗上野介顕彰会理事
  • 群馬高体連登山部参与 群馬県山岳連盟参与

著書

(編著)

  • 「小栗上野介―忘れられた悲劇の幕臣―」(平凡社新書)
  • 「小栗忠順従者の記録―佐藤藤七の世界一周」(上毛新聞社)
  • 「小栗忠順のすべて」(新人物往来社)

(共著)

  • 「幕末開明の人 小栗上野介」(東善寺)
  • 「小栗上野介」(みやま文庫)
  • 「シャルミリ インドヒマラヤCB53峰初登頂の記録」

講演

  • 国内各地のほか2009平成21年サンフランシスコ及びロサンゼルスで講演

講座音声

今回の講座はスライド写真を見ながらの講座のため、音声は掲載しておりません。ご了承ください。

なお、DVDの貸し出しを行っております。詳しくは下記担当までお問い合わせください。

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このページの担当

  • 市民活動センター
  •  地域人材支援センター
  • 電話:027-329-7114
  • ファクス:027-372-3120