美術館日記(2016年)

タワー美術館総選挙!! 投票結果発表 2016年11月1日

タワー美術館ランキング 投票結果

タワー美術館ランキング展では、開館以来15年分のアンケート結果から人気作品TOP30をご紹介していますが、出品作品全48点の中からベスト・オブ・タワー美術館を決めるべく、9月17日~10月30日にご来館いただいたお客様に、一番好きな作品を選び投票していただきました。

第1位 那波多目 功一《朝霧》
第2位 牧 進《雪国》
第3位 東山 魁夷《暁雲》
第4位 中島 千波《瀧桜》
第5位 稗田 一穂《朧夜》
第6位 中島 千波《夢殿の枝垂桜》
第7位 髙橋 常雄《春雪榛名山》
第8位 角田 信四郎《秋映》
第9位 栗原 幸彦《茜》
第10位 岡 信孝《虹雨牡丹図》

ご投票いただいたお客様、ありがとうございました。
タワー美術館ランキング展も残りわずかとなりましたので、お見逃しなきよう!(お)

どうぶつクイズ-その8 2016年9月1日

どうぶつクイズ その8 このどうぶつは何でしょう?

問題です!これはあるどうぶつの鼻の部分ですが、このどうぶつは何でしょうか?

伝説上の動物で、十二支の中で唯一、実在しない生きものですが、古くから壁画などに登場し、特に禅宗寺院の天井画に墨で描かれた姿がよく知られています。鱗に覆われた長い胴、2本の角、翼や背びれが特徴ですが、さまざまな動物の部分を合体して表現されています。本作品では、崇高な富士山と組み合わせることで、霊獣として崇められる生きものの神性が強く印象づけられています。(あ)

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どうぶつクイズ-その7 2016年8月19日

どうぶつクイズその7 このどうぶつは何でしょう?

問題です!これはあるどうぶつの脚の部分ですが、このどうぶつは何でしょうか?

この動物は古くから長寿の象徴として、単独であるいは鶴などと組み合わせて描かれてきましたが、花札に登場する生きものとしてもよく知られています。本作品では、特徴的な細い脚で軽快に走り、滝を飛び越える親子の姿が描かれています。先を行く母親は、後ろに続く子どもたちを案ずるように優しい視線を向けており、穏やかな空気が広がっています。(あ)

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どうぶつクイズ-その6 2016年8月5日

どうぶつクイズ-その6 この鳥は何でしょう?

問題です!これはある鳥の頭の部分ですが、この鳥は何でしょうか?

雄鳥が優美な飾り羽を持つことから、鳥類の王として古くから画題とされ、中国で花王と言われる牡丹との組み合わせで描かれることも多い鳥です。また、この鳥に乗った菩薩は密教の明王として知られています。本作品では、四季を彩る花々と多くの鳥が描かれていますが、この鳥の雌雄が中央に大きく表現され、華麗な画面の主役となっています。(あ)

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子ども向け作品解説会♪ 2016年7月31日

子ども解説会1

今日は、第1回子ども解説会を開催しました。美術や動物に親しんでもらうために、いろいろなお話しをしながら作品を観賞するという内容で、小学生を中心にたくさんの子どもたちが参加してくれました。質問に熱心に答えてくれたり、また飼っている動物の話をしてくれる子もいて、熱気溢れる楽しい時間となりました。最後に、動物に変身して兎のパネルと記念撮影をする子どもたちの笑顔は明るく輝き、とてもかわいらしかったです。

第2回は8月24日(水)午前11時からおこないますので、是非、ご参加ください。(あ)

 子ども解説会2

どうぶつクイズ!-その5 2016年7月25日

どうぶつクイズ その5 この鳥は何でしょう?

問題です!これはある鳥の尾の部分ですが、この鳥は何でしょうか?

初夏を代表する鳥として軽やかに飛ぶ姿が描かれますが、尾は外側の羽が長いため、二又に分かれているように見える特徴的な形をしています。画面下方に置かれた蛇籠(じゃかご)は、竹で編んだ円筒形の籠に石を入れて水流の制御や護岸等に使用したもので、鳥と人工物の組み合わせが珍しい巧みな構成となっています。(あ)

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どうぶつクイズ!-その4 2016年7月21日

どうぶつクイズ その4 このどうぶつは何でしょう?

問題です!これはある作品の一部分ですが、このどうぶつは何でしょうか?

『古事記』にも記述があるように古くから知られる動物で、「かちかち山」などのおとぎ話にも登場します。月を象徴する動物とされるのは仏教説話に由来していますが、本作品では月面の無重力空間にふんわりと浮かぶ様子が描かれます。長い耳や柔らかそうな毛並み、ふっくらとしたお腹など、どこをとっても愛らしい姿です。(あ)

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どうぶつクイズ!-その3 2016年7月16日

どうぶつクイズその3 このどうぶつは何でしょう?

問題です!これはある作品の一部分ですが、このどうぶつは何でしょうか?

この動物は中国では竹林に棲むといわれることから、竹との組み合わせで描かれ、勇猛な動物として武将に好まれて障壁画などでも人気のモチーフでした。本作品でも脚は太く力強く描かれ、この動物の逞しさが表現されていますが、同時に尾を揺らして子どもたちを遊ばせる優しい母親の一面を捉えており、穏やかな表情が見られます。(あ)

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どうぶつクイズ!-その2 2016年7月13日

どうぶつクイズ その2 このどうぶつは何でしょう?

問題です!これはある作品の一部分ですが、この脚のどうぶつは何でしょうか?

この動物を見ると、ほとんどの人が「かわいい!」と声をあげるほど、愛らしい動物として人気があります。ですが、作家はこの動物のかわいさだけではない二面性を表現したいとして、長い爪の先に血を思わせるような赤い点を細かく描いています。草食で穏やかなイメージの動物ですが、雑食性で凶暴な一面もあり、そうした「ある種の毒」を表現しているのです。(あ)

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どうぶつクイズ!-その1 2016年7月10日

どうぶつクイズ その1 このどうぶつは何でしょう?

さて、問題です!このどうぶつは何でしょうか?

この作品は、大きな鉄の板を小さく切断したパーツを溶接してつなぎ、ある動物を表現しています。胴体の部分が空洞になっているのは、乱獲のために絶滅が危惧されているこの動物の現状を表わしていて、鉄という固い素材ながら眼の周囲の皺なども細やかに表現されています。全長2.5メートルの大きさで迫力満点の彫刻作品と、展示室で向き合ってみませんか?(あ)

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小中学生限定! 2016年7月7日

どうぶつ大集合!ワークシート
チャレンジシート

新しい企画展「どうぶつ大集合!-かわいい動物、かっこいい動物」が開会しました♪動物をテーマにした展覧会で、会期が夏休みにあたるのでチャレンジシートを作成し、小中学生に参加してもらっています。簡単なクイズ形式になっていて、完成させるとかわいいオリジナルシールがもらえるので、是非チャレンジしてください。梅雨とは思えないほど厳しい暑さが続くので、涼しい館内で楽しんでみてはいかがでしょうか?(あ)

どうぶつ大集合!シール
オリジナルシール

渋沢栄一が持っていた富士の絵 2016年5月8日

渋沢栄一旧蔵 下村観山《冨士》1914年頃 華鴒大塚美術館蔵

このゴールデンウィークは、春とは思えないほど陽射しも強く、梅雨を飛び越えて、もう夏がやってきたのかと思えるほどの陽気でした。このお休みに、新緑の山へハイキングに行った方も多いのではないでしょうか。

ただいま、美術館では「山野に遊ぶ」というタイトルで山や野をキーワードとした日本画を展示していますが、ちょっと珍しい作品がありますので紹介します。

それは、下村観山《冨士》(1914年頃、華鴒大塚美術館蔵)です。この富士、雪を頂いた山頂を見せますが、何か違和感を感じませんか。そうです。やたらと山頂が平たく見えるのです。しかし、これは山頂の上の部分だけが少し見えていて、雲間の下には高大な山裾が広がっていることにすぐに気が付きます。画面の右を見ると、そこには雲間から下半分だけを見せる小さな旭日が描かれているではありませんか。富士の威容に比べてなんと小さく描かれていることか。この絵では、富士が大きく大きく見えるように描かれているのです。なんとも壮大なスケールではありませんか。

実は、この作品、かの渋沢栄一翁が持っていたものなのです。渋沢翁は、下村観山の後援会に入っていたらしく、観山の絵を少なくとも6点ほど所蔵していました。この絵は、その娘婿で、西園寺内閣の大蔵大臣を務めた阪谷芳郎に贈られ、阪谷氏の地元、岡山県井原の地で保管され続けていました。この絵を渋沢翁はどのような気持ちで見ていたのでしょうか。歴史人物に思いをはせながら、この絵を鑑賞してみるのも面白いでしょう。

会場にはまだまだ興味深い山の絵がたくさんあります。山に登るのは大変!、と思われる方は、美術館で山の絵を気楽に眺めてリフレッシュしてください。(の)

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