生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ

生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ(2017年)

木版画家として知られる清宮質文(せいみや・なおぶみ1917-1991)。その静かな詩情は今なお多くの人を魅了し続けています。人の営みに寄せる深い共感と、彼方へと開かれてゆく想像力の限りない可能性を示してくれたことこそが、その仕事の本質です。没後四半世紀を過ぎ、生誕100年を迎える清宮の想像力に時空を超えてつながることを通して、私たちは「絵を描く/見る」ことの本質に触れます。
これまで清宮の主な仕事である木版画と、水彩、ガラス絵、モノタイプといった傍らの仕事とは明確に区別されてきました。生誕100年を記念するこの展覧会では、年代順に制作テーマの変遷を追いながら、清宮質文という「表現形式に「絵」という方法をとっている詩人」の仕事を、あえて「透明水彩を用いた詩想(詩的創造・想像)」という一つの視点から、木版やガラス絵といった区別なく詩的ヴィジョンの実現をめざす一枚の絵として再検証します。そして初期の油彩画も含めて光をめぐる「実在感」に迫ったまなざし、特に時間と空間、永遠と一瞬を描く生涯のテーマである「夕日」の彼方で、清宮質文のまなざしとの再会を試みます。

「生誕100年 清宮質文」の歩き方

清宮質文の作品をいろいろな角度から楽しんでみませんか?
「清宮質文」の歩き方には、既に展覧会をご覧になった方の感想や質問・回答を掲載していきます。
他の人がどのように「生誕100年 清宮質文」をご覧になっているのか、覗いてみてくださいね。

会期

平成29年12月10日(日曜)~平成30年1月31日(水曜)※途中一部展示替えがあります

前期:平成29年12月10日(日曜)~平成30年1月8日(月曜・祝)
後期:平成30年1月10日(水曜)~1月31日(水曜)

主な出品作品

  • 「蝶」1963年・木版 群馬県立館林美術館寄託
  • 「夢の中へ」1983年・木版 個人蔵
  • 「早春の静物」1977年・木版 茨城県近代美術館 照沼コレクション
  • 「深夜の蝋燭」1974年・木版 群馬県立館林美術館寄託
  • 「夕暮れの裏門」1975年・ガラス絵 東京国立近代美術館蔵
  • 「初秋の風」1985年・木版 神奈川県立近代美術館蔵
  • 「透明な悲しみ」1978年・水彩 横須賀美術館蔵
  • 「夏の終り」1967年・木版 群馬県立館林美術館寄託

主催

高崎市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会

会場

高崎市美術館

開館時間

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
※旧井上邸は12月~2月の期間、午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

会期中の休館日

12月11日(月曜)・18日(月曜)・25日(月曜)、12月28日(木曜)~1月4日(木曜)
1月9日(火曜)・15日(月曜)・22日(月曜)・29日(月曜)

観覧料

一般:600(500)円/大学・高校生:300(250)円 ( )内は20名以上の団体割引料金

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。

後援

上毛新聞社、群馬テレビ、J:COM 群馬、FM GUNMA、ラジオ高崎

協賛

ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網

関連事業

  • 著名人スライドトーク「あの人トーク!清宮質文」「夕日―昨日と明日の境に立って」
  • 著名人スライドトーク「あの人トーク!清宮質文」「物と心のはざまに生まれるイメージ」
  • ワークショップ「ガラスに透かす想い出のひかり」「水彩ガラス絵」
  • ワークショップ「ガラスに透かす想い出のひかり」「水彩モノタイプ」
  • 学芸員によるギャラリートーク(1月13日はシークレットゲストによるクロストーク)
  • 対話鑑賞イベント「金曜夜はおしゃべりミュージアム」
  • 出張解説会「出前ミュージアム」

PDF(Portable Document Format)ファイルの利用には、アドビシステムズ社から無償で配布されているAdobe Reader等のアプリケーションが必要になります。

最新のAdobe Readerプログラムを入手する

このページの担当

  • 高崎市美術館
  • 電話:027-324-6125
  • ファクス:027-324-6126