高崎学検定講座「三国街道と往来の諸相」の報告

高崎学検定

「三国街道と往来の諸相」の講演会を下記のとおり開催しました。その概要をご報告します。

日時

平成30年6月9日(土)午後1時30分から

会場

高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座資料

講座レジュメ(PDF形式 213KB)

講座内容

講座の様子

元群馬県立文書館長を講師としてお迎えし、江戸時代の三国街道について描かれた貴重な資料の時代背景を読み取りながら、とてもわかりやすく講義をしていただきました。

元禄15年(1702)に描かれた絵図から三国街道と佐渡奉行街道の二つの道筋を比較したところ、当時の三国街道(金古ルート)はそれほど利用度の高い道ではないことが線の太さからわかるということから始まり、人が行き交う街道の様子が描かれた絵図では、文言を読むことで街道のことだけでなく当時の人たちの様子も想像しやすくなり、生活の様子などを身近に感じながら聴くことができました。

佐渡の金山・銀山が開発されたことで街道が整備され、人や商品荷物の往来が増えました。佐渡奉行街道の脇道と位置付けられていた三国街道(金古ルート)でしたが、高崎城下や倉賀野により早くより安く荷物を送りたいために商品荷物の搬送路としての利用が増え、時には佐渡奉行街道の問屋からの訴訟問題がありながらも金古宿の発展もあって、金古を通るルートが現在の三国街道としての認識を強くさせていったとのことでした。

講座の参加者からは「この内容についてもっと知りたい」「もっと時間をかけて学びたい」などの声があがったことからも分かるように、時間を短く感じるほど興味深く聴くことができ、さらに知れば知るほど歴史を追究したくなる講座内容でした。

講師プロフィール

岡田 昭二(おかだ しょうじ)

略歴

  • 1953年(昭和28年) 愛知県生まれ 前橋市在住
  • 慶應義塾大学文学部史学科 卒業
  • 群馬県史編さん室勤務の後、群馬県立文書館の古文書課・総務普及課等を経て館長に就任後定年退職。現在は非常勤職員として勤務。
  • 群馬県地域文化研究協議会常任委員

著書

  • 『群馬県史』『新編高崎市史』『新治村誌』『榛名町誌』等の自治体史誌の中で、江戸時代を分担執筆

講座音声

今回は(スライド)写真を見ながらの講座のため、音声は掲載しておりません。ご了承ください。

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このページの担当

  • 市民活動センター
  •  地域人材支援センター
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