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風しんにご注意ください

ページID:0006006 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

全国では2018年から2019年にかけて風しん患者が急増しました。

今までに風しんの予防接種を受けていない方、風しんにかかったことがない方、どちらも不明の方は予防接種についてご検討ください。

また、妊娠中の女性が風しんに感染すると、子どもに「先天性風しん症候群」を引き起こす可能性があります。妊婦さんの家族、妊娠を希望する女性とその家族の方は、予防接種を受けましょう。

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによっておこる感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫によって、ヒトからヒトへ感染します。

潜伏期(感染してから症状が出るまでの期間)は、2から3週間で発疹・発熱・リンパ節の腫れが主な症状です。発疹の出る2から3日前から発疹が出たあと5日くらいまでの間は、感染力があると言われています。

先天性風しん症候群

風しんに対する免疫を持たない女性が、妊娠中(特に妊娠初期)に風しんに感染すると、子どもに白内障、先天性心疾患、難聴などの「先天性風しん症候群」を引き起こす可能性があります。妊娠の可能性がある方・妊娠中の方は、家族や周囲からの感染に気をつけることが必要です。そのため、妊婦さんの家族、妊娠を希望する女性とその家族の方は、予防接種を受けましょう。

注意

妊娠中は予防接種を受けることができないため、予防接種を受ける際は妊娠していないことを確認してください。また、予防接種のあとは、2から3ヶ月は避妊することが必要です。

予防のために

  • 外出後は、手洗い・うがいをしっかり行いましょう。
  • 発疹・発熱などの症状がある場合は、あらかじめ医療機関に電話で連絡し、指示に従って早めに受診してください。症状がある場合、外出の際はマスクを着用しましょう。受診の際は公共交通機関の利用は避けてください。
  • 風しんの予防のためには、予防接種を受けることが大切です。

予防接種

定期接種対象者(1歳児、小学校就学前1年間)は、積極的に予防接種を受けましょう。

乳幼児の麻しん・風しん定期予防接種について

また、妊婦さんを守るために

  • 妊婦さんの夫、子ども及びその他の同居家族
  • 10代後半から40代の女性(妊娠を希望する方又は妊娠する可能性の高い方)

のうち、明らかに風しんにかかったことがない方、風しんの予防接種を受けたことがない又は不明な方は、予防接種をご検討ください。

高崎市では、妊娠初期の風しん感染による先天性風しん症候群を防止するため、風しんの抗体検査およびワクチン接種の費用を助成しています。

風しん抗体検査及びワクチン接種費用の助成について

関連情報リンク

風しんについて(厚生労働省)<外部リンク>

風疹Q&A(2018年1月30日改定)(国立感染症研究所)<外部リンク>