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ペデストリアンデッキの喫煙所について(平成31年4月)
意見・提言
お世話になります、高崎駅付近に在住し、ペデストリアンデッキを毎日利用させていただいているものです。
喫煙所についての質問です。
設置場所や設置規模などの、利用者や周辺住民への説明の無いまま、国内の喫煙率が低下しつつあり、受動喫煙の問題が取り上げられている今、あのような不完全な喫煙所の設置は如何なものでしょうか。さらに、設置場所としても、児童の通学路であり、学生が利用する駐輪場への通路上に作られたことは問題とは思わなかったのでしょうか。
喫煙所の設置自体には反対するものではありませんが、設置場所やその規模については、地域住民や非喫煙者の意見も反映されるべきだと考えます。
財政問題としても、医療費の増大に喫煙が関与していることは以前から各学術会議等で明らかにされていますし、何よりも健康問題として考えなくてはなりません。もはや、嗜好品ではなく、中毒性の物質としてとらえられています。
設置場所の再考か、密閉型で受動喫煙の影響の少ない喫煙室の設置を強く求めます。
男:50代:市内在住
回答
日ごろより市政に対し、ご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。
また、この度は、大変貴重なご意見をいただきありがとうございます。
高崎市では、健康増進法の趣旨や社会情勢の変化を踏まえ、段階的に市の施設を「施設内禁煙」へ移行してまいりました。また、駅周辺の喫煙場所につきましても様々なご意見を頂く中で、灰皿の撤去についても検討をいたしましたが、タバコの吸殻等のポイ捨て等の増加が懸念されることから、灰皿設置箇所を減少したうえで高崎駅西口及び東口のペデストリアンデッキに1箇所ずつ喫煙場所を設けています。
高崎駅の屋外喫煙所につきましては、敷地内の限られたスペースの中で、利用者の動線を考慮し、受動喫煙防止に配慮した場所に設置しているところです。これまでの受動喫煙対策につきましては、風向きや利用人数による影響を考慮し、パーテーションの設置、喫煙マナーの啓発などを実施しておりますが、いただいたご意見を踏まえ、関係機関と連携を図り、受動喫煙を防止するための措置を研究、検討していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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