「上野三碑かるた」原画・原書のテーマ展示について
上野三碑を楽しみながら学ぶかるたが誕生しました!
上野三碑普及推進会議が、上野三碑の魅力をより多くの人に知っていただき、楽しみながら学んでいただくために作成した「上野三碑かるた」。
多胡碑記念館では、イベントや季節などのテーマに沿って、いくつかの札の原画・原書を展示します。
左:「上野三碑かるた」パッケージ、中央:「え」の絵札、右:「え」の読み札
絵札制作:塚越 潤(高崎市美術館 館長)
読み札清書:高崎市立高崎経済大学付属高等学校書道部
テーマと展示期間
第3弾「金井沢碑と仏教の広がり」
- 会期:令和2年10月6日(火)~12月27日(日)
- 場所:1階 ホール
当時、大陸伝来の思想だった仏教の広がりを刻む金井沢碑と、仏教にかかわる題材が詠まれた札を集めました。
- あ「尼寺に のせた瓦は 多胡の焼き」
- そ「空にそびえる国分寺 七重塔」
- ほ「法隆寺 支えし食封 山部郷」
- ふ「仏教の 広がり刻む 金井沢」
- へ「ヘラ書きの 瓦が語る 放光寺」
- る「瑠璃色の 空に山上多重塔」
- や「屋根に雪 嵐が吹いても 石碑あり」
第2弾「古墳特集」(終了しました)
- 会期:令和2年8月27日(木)~9月22日(火)
- 場所:1階 ホール
古墳やハニワもいいけど、石室だって面白い!石室の石の形・大きさ・積み方の違いが見どころです。
- う「漆山 三碑ゆかりの 健守眠る」
- か「かみつけの 王いた保渡田古墳群」
- き「金色に 光る銅碗 観音塚」
- ち「長利も祈る 蛇穴山」
- ね「ねむる古墳 長利の母の 黒売刀自」
- の「のぞき込む 磨崖は小暮の穴薬師」
- ひ「羊太夫 伝説残る 七輿山」
- ろ「六十基 あった山名の 古墳群」
第1弾「夏が来れば思い出す」(終了しました)
- 会期:令和2年7月19日(日)~8月23日(日)
- 場所:1階 ホール
夏の風景が描かれている札と、いつかの夏に出かけた旅の思い出をしのぶ、道・橋、電車・バスが登場する札を選びました。
- し「上信線 古碑と製糸の夢乗せて」
- せ「蝉しぐれ 多胡碑の模型 仁叟寺」
- た「忠敬の 日本図に載る 多胡の古碑」
- な「夏の夜 根小屋の沢に 舞う蛍」
- ま「万葉に 佐野の舟橋 歌われる」
- め「めぐりバス ユネスコ登録 記念して」
「上野三碑かるた」の販売について
- 価格 1組 880円(税込み)
- 場所 多胡碑記念館、県内書店
「上野三碑かるた」についての問い合わせ先
上野三碑普及推進会議(事務局:高崎市教育委員会文化財保護課)
電話 027-321-1292
多胡碑記念館
電話 027-387-4928