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柴崎浅間山古墳
高崎市にある指定文化財 市指定
柴崎浅間山古墳(東側から)
柴崎浅間山古墳は、大正15年、考古学者の森本六爾が柴崎蟹沢古墳の調査で現地へ訪れた際、簡易的な測量を実施しており、その存在が知られていました。
令和2年に行った確認調査では、1辺約25メートルの方墳で、現存の高さ4.2メートルの規模であることが判明しました。墳丘の北・東・西側で周堀を確認しましたが、外側の立ち上がりは対象地外に伸びるため、幅などの情報は不明です。
築造年代は、周堀内を埋める土から土師器小片が出土し、その年代観から古墳時代前期(4世紀)と推定されます。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定史跡
- 名称:柴崎浅間山古墳(しばさきせんげんやまこふん)
- 指定年月日:令和4年1月18日
- 所在地:高崎市柴崎町