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(終了しました)宮崎学 イマドキの野生動物

ページID:0001048 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

宮崎学展バナー

宮崎学 イマドキの野生動物

宮崎学(みやざき・まなぶ/1949-)は中央アルプスの麓、長野県上伊那郡南向(みなかた)村(現・中川村)に生まれ、伊那谷の自然豊かな環境を活かし、1972年よりフリーの写真家として活動を開始しました。「自然界の報道写真家」として、現在も日本中の自然を観察しています。
宮崎は動物たちの通り道に自作の赤外線センサー付きロボットカメラを設置し、撮影困難な野生の姿を撮影した<けもの道>のシリーズなど、哺乳類、猛禽類の撮影において独自の分野を開拓してきました。また、人間の生活空間近くに出没する野生動物や、外来動物の影響など、動物の生態を通して人間社会を浮き上がらせる社会性のあるテーマにも取り組んでいます。シリーズ最新作となる<新・アニマルアイズ><君に見せたい空がある>は「動物たちの住む森を動物の目線で見る」をコンセプトに、動物たちの痕跡を注意深く読み解き、自作のロボットカメラで人間の目が及ばない世界をみごとに写し出しています。本展覧会は、半世紀にわたる宮崎の作家活動の軌跡をたどりながら、黙して語らぬ自然の姿を浮き彫りにしようとするものです。

宮崎学略歴

宮崎学氏画像
宮崎学氏近影(撮影:飯塚淳)

1949年長野県生まれ。自然と人間をテーマに、社会的視点にたった「自然界の報道写真家」として活動。<けもの道>を中心とした哺乳類および猛禽類の撮影では自作のカメラを駆使し、独自の分野を開拓する。近年では日本各地で問題となっている獣害被害のアドバイザーとしても活躍。1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞、1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞、1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞、1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞を受賞、2021年展覧会「イマドキの野生動物」で第38回写真の町東川賞を受賞。他、写真集、著書多数。

会期

令和5(2023)年6月24日(土曜日)~9月3日(日曜日)

出品作品

宮崎学「ニホンザル」
1

宮崎学「ツキノワグマのカメラマン」
2

宮崎学「タイワンリス」
3

宮崎学「ムササビ」
4

宮崎学「テン」
5

宮崎学「冬の死 ニホンジカ」
6

キャプション/作者コメント(展覧会カタログより)

  1. 《ニホンザル》2020年 作家蔵
    サルの家族がレンズを怪訝そうに見つめていた。
  2. 《ツキノワグマのカメラマン》2006年 作家蔵
    ツキノワグマはとても好奇心が強い。設置しておいたカメラと三脚で戯れるクマの姿をもう1台の無人カメラがとらえた。
  3. 《タイワンリス》2000年 作家蔵
    鶴岡八幡宮の柵の上で愛嬌を振りまくタイワンリス。すっかり人慣れし、カメラを近づけても逃げない。
  4. 《ムササビ》2016年 作家蔵
    夜行性のムササビは樹洞の巣で寝起きの伸びをした。
  5. 《テン》2017年 作家蔵
    耳と目と鼻を同時に使うテンは、臭いをとるために舌で鼻を濡らすことが多い。
  6. シリーズ〈死〉より《冬の死 ニホンジカ》1993年 東京都写真美術館蔵
    日中に雪が溶けて、夜間に小雪の降る毎日。輪郭がうっすらと浮かび上がった死体の前肢に、早朝カケスがやってきた。カラス科のカケスは、死肉を好んで食べる。

主催・会場

高崎市美術館

協賛

株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン

企画協力

東京都写真美術館、TNCプロジェクト

開館時間

高崎市美術館

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。

旧井上房一郎邸

【邸内】
午前10時~11時、午後2時~4時
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。

【庭園】
午前10時~午後6時(入園は午後5時30分まで)

会期中の休館日

  • 6月26日(月曜日)
  • 7月3日(月曜日)・10日(月曜日)・18日(火曜日)・24日(月曜日)・31日(月曜日)
  • 8月7日(月曜日)・14日(月曜日)・21日(月曜日)・28日(月曜日)

観覧料

  • 一般:600(500)円
  • 大学・高校生:300(250)円

※( )内は20名以上の団体割引料金

※インターネット割引券をご提示の方は2名様まで( )内の料金でご覧いただけます。

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料でご覧いただけます。受付で手帳または障害者手帳アプリ「ミライロID」をご提示ください。

※65歳以上の方は無料でご覧いただけます。年齢の証明ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証、保険証等)を受付でご提示ください。

※大学・高校生は大高生料金でご覧いただけます。学生証を受付でご提示ください。

※中学生以下は無料でご覧いただけます。

※旧井上房一郎邸の観覧料は美術館観覧料に含まれます。

関連事業

※内容の変更あるいは中止となる場合があります。最新情報はホームページ・Twitterでご確認ください。

高崎市美術館公式ツイッターページへ<外部リンク>

1.宮崎学 ギャラリートーク

  • 講師:宮崎 学
  • 日時:6月24日(土曜日)午後2時~3時
  • 会場:高崎市美術館展示室
  • 定員:20名(予約先着順)
  • 対象:どなたでも
  • 参加費:要観覧料
  • 申込み:6月3日(土曜)午前10時より高崎市美術館(027-324-6125)にて電話受付

2.宮崎学 講演会「イマドキの野生動物」

  • 講師:宮崎 学
  • 日時:8月5日(土曜日)午後2時~4時
  • 会場:高崎市南公民館
  • 定員:50名(予約先着順)※定員に達したため受付を終了しました
  • 対象:どなたでも
  • 参加費:無料
  • 申込み:6月3日(土曜日)午前10時より高崎市美術館(027-324-6125)にて電話受付

3.「どうぶつだいすき!」フォトコンテスト

動物がテーマの写真を募集します。自然に生息する野生動物からペットまでユニークな動物たちの写真をお待ちしております。お送りいただいた写真は美術館ラウンジにて展示します。またご応募いただいた写真の中より、宮崎学さんがお気に入りの作品をセレクトします!

応募締め切り

6月18日(日曜日)必着

展示期間

6月24日(土曜日)から9月3日(日曜日)
※応募多数の場合は展示替えを行います。
※展示期間については高崎市美術館(027-324-6125)までお問い合わせください。

参加者特典

フォトコンテストご参加の方は、「宮崎学展」ご来館時1回招待券をプレゼントします。
応募者の方は受付でお声がけください。

入選発表

応募締め切り後、受賞者の方へのみ2023年6月末頃メールをお送りいたします。
宮崎学賞 1名様 宮崎 学サイン入り展覧会図録
宮崎セレクト賞 2名様 宮崎 学サイン入りグッズ

応募方法

※お一人様1作品限り(応募者ご自身が撮影した作品)
※プリントした写真と以下の必要事項1から7を記入したメモを同封し「高崎市美術館動物写真募集」係まで郵送にて応募
​※写真サイズ:L判(89×127mm)の紙焼き

必要事項
  1. 郵便番号・住所
  2. 氏名(フリガナ)
  3. 展示用ペンネーム(なくても可)
  4. 電話番号
  5. メールアドレス
  6. 写真タイトル
  7. コメント(30字以内、なくても可)
宛先

370-0849
群馬県高崎市八島町110-27
高崎市美術館
「高崎市美術館動物写真募集」係

ご注意

※応募写真や展示風景を美術館ホームページやSNS等で紹介することがあります。また、マスコミによる展覧会紹介の中で展示風景が掲載されたり、来場者の方が展示風景を撮影することがありますのでご了承ください。

※応募作品の返却はいたしません。

※著作権やプライバシーなど他者の権利を侵害する写真や公序良俗に反する写真が応募された場合は無効とします。

※ご提供いただいた、住所、氏名、連絡先等の個人情報については、本コンテストの実施目的にのみ使用し、それ以外の目的には使用はいたしません。

※賞品の発送は、日本国内に限らせていただきます。

※審査結果に関するお問い合わせはお受けできませんので予めご了承ください。