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デートDVってなに?(テキスト版)

ページID:0001697 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

目次

ふたりの関係をチェック

好きな人と一緒なのに・・・こんなことはありませんか?

□ 「バカ」「うざい」など傷つくことを言う

□ 無視する

□ 気に入らないとすぐ怒ったり、ものに当たったりする

□ なぐったり、けったりする

□ 友だちとのつきあいを制限する

□ ふたりのことも自分だけの都合で決める

□ しつこくメールを送ってきて、すぐに返事しないと怒る

□ スマホを勝手にチェックしたり、アドレスを消したりする

□ 「好きならいいはず」と、気の進まないことをする

□ 裸の写真を無理やり撮る

□ 借りたお金を返さない

□ デートの費用を全部出させる

□ 「別れるなら自殺する」と言っておどす

□ 優しいときと怖いときの差がとても激しい

チェックが1つでもついたらふたりの関係は対等ではありません。

デートDVのことを知ってください。

デートDVってなに?

「DV」とは、英語のドメスティック・バイオレンスを略したもので、夫婦や恋人など親密な間柄で起こる暴力のことです。

そのなかでも交際相手からふるわれる暴力を「デートDV」といいます。

「なぐる・ける」だけが暴力ではありません。強い束縛で恐怖心を与えたり、心を傷つけることなども暴力にあたります。

相手を思いどおりに支配しようとする言動や態度が「デートDV」なのです。

交際相手からの被害経験の有無(内閣府平成29年「男女間における暴力に関する調査」)<外部リンク>

内閣府の調査では、女性の5人に1人、男性の10人に1人が、交際相手からの「被害経験がある」と答えています。

「被害経験がある人」のうち、約半数以上の人が「友人・知人に相談した」という調査結果もあります。

もしかしたら、あなたが相談されることがあるかもしれません。

デートDVに気づいて!

まちがった思い込みをしていませんか?

  • 独占したり束縛したりすることが、愛情表現
  • 愛があれば暴力は許される
  • 強引なくらいが男らしい 従順なほうが女らしい
  • 恋愛はドラマティックなもの

交際中のふたりの場合、こんな思い込みから、「支配」を「愛情」と誤解してしまいます。

そしてなかなか「デートDV」に気づくことができないこともあります。

好きなのに「なんだかツライ」「怖い」

好きだから、嫌われたくないからといって、自分の気持ちをガマンしていませんか?

交際しているからといって、行動のものさし基準を相手に合わせることはありません。

自分のことは自分で決めていいのです。

嫌なことははっきり「いや」と伝えていいのです。

スマホが暴力のツールに

スマホを使って相手を監視したり束縛したり・・・

身近にあるスマホが、デートDVを加速させてしまうことも。

より良い関係を築くために

暴力を認めない

「デートDV」は、ストーカー事件や傷害事件などにエスカレートすることもある相手の人権を侵害する行為です。

どんな理由があっても暴力は許されるものではありません。

お互いを大切にする

人は皆、一人ひとり大切にされるべき存在です。あなたの「自分らしさ」を大切にし、相手の「自分らしさ」も尊重しましょう。

そのために、自分の気持ちをきちんと言葉で伝え、相手の話にも耳を傾けましょう。

今交際相手がいる人も、これから出会う人も

言葉で気持ちを伝えあう

お互いの違いを認めあう

ふたりのことは一緒に決める

そんな関係を築いていけたらいいですね。

ひとりで悩まずに相談しましょう

暴力を受けるのは、あなたが悪いからではありません。

これってもしかしてデートDV?

と思ったら、ひとりで悩まずに、親や先生などに相談しましょう。

もし友達が悩んでいたら

友だちの話をじっくり聞いて「あなたは悪くない」と伝えてあげましょう。

あなたの考えを押しつけないで、友だちが自分で決められるよう支えてあげましょう。

そして大人や相談窓口に勇気を持って相談するよう勧めてください。

相談窓口

高崎市DV電話相談

電話番号:027-310-0256

月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)

※緊急時は110番へ