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バスのキャッシュレス化、利用促進、国道354号での路線バスについて(令和元年5月)

ページID:0001750 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

バスのキャッシュレス化及び活用促進、国道354号での路線バスについて質問です。

まず、一つ目のキャッシュレス化についてです。市内のバスの乗車代の支払いはほとんど現金支払いとなっています。これは、キャッシュレスを目指す国の方針に沿っていないと考えます。現代では様々な技術が存在し、Suicaやパスモに代表される交通系ICカードの導入が一般的です。また、より低価格で導入できるとされるQRコード決済の導入も考えられると思います。キャッシュレス化のメリットは利便性の向上や利用客の増加があると思います。このようなバスのキャッシュレス化について今後の方針を具体的に教えて下さい。

また、2つ目に支払い方法だけでなく、バスの活用促進も必要です。一部の場所で発売されているバスカードや一日乗車券を販売する券売機を様々な駅に置けば、買いやすくよりバスを使ってみようという人が増えると思います。ご検討願います。

また、3つ目に国道354号での路線バスについてです。354号にバスを通すことで高崎から玉村、伊勢崎、太田など他市に行くのが便利になると思います。現在でさえ結構混む時があるので需要があると思います。354号での交通機関の活用について今後の方針を教えて下さい。

このように公共交通機関を上手く活用すれば市内の脱車社会を目指すことができ、渋滞の緩和、インフラ整備費の削減、交通事故件数の減少、排気ガス量の削減、人の流れの活発化が望めると思います。

以上3点について回答宜しくお願いします。

男:20代:市内在住

回答

この度は、市内のバスについて貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。以下のとおり回答いたします。

1.バスのキャッシュレス化について

市内循環バス「ぐるりん」等のコミュニティバスを含め、市内の路線バスにおける運賃のお支払い方法は、現在のところ現金、定期券、回数券、群馬県共通バスカード(一般・敬老)などとなっており、キャッシュレス化は遅れている状況にあります。

交通系ICカードの導入に関しましては、以前から群馬県や周辺自治体、交通事業者等と合同で研究を行ってまいりました。利用者の利便性向上と運賃収受の迅速化による運行の定時性確保への効果が期待される一方で、その導入と運用には多額の経費がかかります。一部民間バス事業者に導入に向けた動きが見られており、そうした事業者への支援やコミュニティバスへの導入について引き続き検討してまいります。

2.バスの活用促進について

バスカードや乗車券等の販売につきましては、現在はバス車内のほか高崎駅西口のバス総合案内所や各バス事業者の営業所、市役所地域交通課や市民サービスセンター等で販売しております。自動券売機の設置により窓口が開いていない時間帯でも購入できるなど利便性向上の効果が見込まれますが、設置や管理にかかる費用に見合うかどうかについて、しっかりと見極める必要があると思われます。

なお、今後交通系ICカード等が導入された場合、現行の共通バスカードは将来的に廃止となる可能性があります。そうした状況も踏まえ、引き続き販売窓口の充実や積極的なバス情報の発信など、利用者の利便性向上と利用促進に努めてまいります。

3.国道354号での路線バスについて

群馬県がJR高崎駅東口から東武館林駅間の約50キロメートルにおいて、自家用車に代わる新たな広域公共交通ネットワークの形成を目指して、バス高速輸送システム(B R T)の導入について調査しており、2021年の運行開始を目指して関係市町やバス事業者と検討を重ねているところです。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:地域交通課(電話027-321-1231)、都市計画課(電話027-321-1269)

回答内容や担当は、回答当時のものです。

追記

令和5年1月28日より、市内循環バス「ぐるりん」等の路線において、交通系ICカードが運賃のお支払いの際にご利用いただけるようになりました。ICカードの利用により、バス車内で小銭の用意や両替の手間がなくなり、より便利にバスへお乗りいただけるようになります。また「敬老ICバスカード」も「ぐるりん」等でご利用いただけるようになります。
詳しくは、地域交通課へお問い合わせください。