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高校生の「ヘルメット持ってるのにかぶらない問題」について(令和5年11月)

ページID:0026203 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

自転車通学の高校生の多くが、ヘルメットをかぶらずに自転車のハンドルにぶらさげているのをご存知でしょうか?
言うまでもないことですが、ヘルメットは頭にかぶらなければ意味がありません。
ハンドルにぶらさげて運転することは、左右のバランスが取りにくく運転に集中できないという点で、無意味どころか有害です。
事故の確率も多少上がるでしょう。
私が疑問に思うのは、学校や保護者はこの状況を知っているのだろうか?ということです。
知らないのなら、知らせて対策を考えるべきです。知っていて放置しているとしたら信じがたいことです。
私はみんながヘルメットをするように厳しく指導するべし!と考えているわけではありません。
努力義務にはなりましたが、ヘルメットをしたくない気持ちもわからなくはありません。「使わないなら、ソレ家に置いてきなよ」というのが正直な気持ちです。

男:30代:市内在住

回答

貴重なご意見ありがとうございます。
令和5年4月の改正道路交通法施行から早7カ月以上が経過しておりますが、市内の高校生がハンドルにヘルメットをぶら下げたまま登下校する姿が散見されるということは、事実として否定できない現状であり、市としても大変心苦しく感じております。
しかし、このような現状の改善は高崎市のみならず、群馬県全域ならびに全国においても同様に課題となっているかと思われます。
先般報道がありましたが、群馬県の場合、法改正に先立って令和3年4月から県の交通安全条例を改正し、いち早くヘルメット着用を努力義務化した効果もあってか、ヘルメット着用率が全国第3位という良好な調査結果が発表されました。
これは、警察や自治体、学校のみならず、県全体の課題として皆様が前向きに地道に取り組んだ成果かと感じているところです。
一方で、中高生の自転車事故率が全国でワースト1位という大変痛ましい結果も発表されております。
高崎市としましても、自転車利用者の交通事故防止ならびにマナー向上を図ることは喫緊の課題と捉え、市内の高校や警察と連携して、毎月15日の自転車マナーアップデー等に直接学校に赴き、ヘルメット着用を始めとした自転車の安全利用の呼び掛け等を継続実施しております。
ご指摘のとおり、ヘルメットは着用しなければ効果がありません。
私共も、ヘルメットを所持するのみで着用されていない方に対しては、その都度着用を促すべく声掛け活動等を実施しております。
しかしながら、劇的な改善を図ることに傾注するではなく、継続した呼びかけによる地道な活動をすることや、警察、自治体、学校のみならず、社会全体で一歩ずつマナーの向上、ヘルメット着用率の向上を長い道のりで図っていくことが肝要と考える次第ですので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。
ご意見を真摯に受け止め、前向きに取り組んでまいります。
貴重なご意見ありがとうございました。

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担当:地域交通課(電話027-321-1231)

回答内容や担当は、回答当時のものです。