高崎市中央図書館職員について（令和3年4月）

意見・提言

先日2歳児の子供と図書館に行ったところ、マスクをしないのであれば図書館には来ないでくださいと言われました。この発言に対して抗議致します。

確かに、厚生労働省でも2歳未満までは未着用を推奨し2歳以上はしましょうとなっていますので、マスクをする必要性は理解しています。親として子供がコロナにかかってもいいと思っている人はいません。ただ、2歳児や3歳児などでマスクをしていないのにはそれなりの理由(呼吸器形に疾患があるなど)があることを理解した上で発言をしていただきたいと思いますし、市の職員が強要すべきではないと考えます。

また、着用してくださいと渡されたマスクですが簡易的に作られたキッチンペーパーのものでした。警視庁災害対策課が考案したものですから、抑止力にはなりますが、このご時世に誰が作ったか分からない、どんな場所で作ったのか分からない手作りマスクを子どもに着用させるのは大変気持ちが悪いです。そこは税金を削るところではないと考えます。すぐにやめてください。

以上です。

市内在住

回答

日ごろより、図書館をご利用いただき誠にありがとうございます。

この度は不快な思いをさせてしまいましたこと心よりお詫びいたします。

図書館では、日本図書館協会の「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、利用者の皆様には短時間での利用、マスクの着用、資料の利用前後での手洗いや手指消毒の徹底にご協力いただいております。

子どものマスクの着用につきましては、日本小児科医会の見解を踏まえ、窒息等のリスクの高い2歳未満児への着用を不要とするとともに、誤嚥や窒息の危険性がある未就学児については、保護者の方がお子さんの体調に十分注意したうえで着用していただきたいと考えております。

簡易マスクについては、あくまでもマスクを忘れた方に対する、臨時的な対応であり、基本的にはマスクを持参していただくことをお願いしております。

コロナ禍で、安心かつ安全に図書館を利用していただくため、皆様にはご不便をおかけしますが、引き続きマスク着用などの感染予防にご理解とご協力をお願いいたします。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当：中央図書館（電話027-322-6767）

回答内容や担当は、回答当時のものです。

追記

厚生労働省からのお知らせ

これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。