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(終了しました)自然への語らい-石澤久夫の仕事

ページID:0004117 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

自然への語らい‐石澤久夫の仕事(2013年)

高崎市美術館では、独自の詩想をもとに、月や妖精などの形象によって自然との語らいを描き続ける画家「石澤久夫の仕事」展を開催いたします。石澤久夫は、1932(昭和7)年、高崎市に生まれました。群馬県立高崎工業高等学校在学中の1947年より、終生の師と仰ぐ井上房一郎(1898-1993)にセザンヌを中心とする絵画基礎理論の指導を受け、1959年、井上の紹介で建築家アントニン・レーモンド(1888-1976)と知り合うことで1961年の群馬音楽センター壁画制作に主体的に関わり、地元若手作家とともにレーモンドデザインによるフレスコ壁画を完成させました。以後、長年の壁画制作で培われた大画面の構成力は油彩制作でも活かされ、近年のモニュメンタルで力強い作風を育みましたが、一方でパレットでの混色をせず、面相筆に絵具を直接とり、薄塗りを重ねてゆく繊細な筆触を活かした画布には、色層を透かす効果とともに、自然と語らう詩想が込められています。本展では代表作《抱擁》(1981年)をはじめとする1940年代から2000年代までの油彩作品34点や、水墨による長松寺襖絵(1996年)と極細ペンによる線描画などモノトーン作品15点、音楽センター壁画制作当時の貴重な写真資料などを通して、石澤久夫の多様な仕事をご紹介します。

また高崎市美術館コレクション展を同時開催しました。

「高崎市美術館コレクション展」

  • 日本版画の小世界(第4展示室)
  • 抽象・心象を描く日本の絵画(第5展示室)

会期

2014年2月8日(土曜日)~3月23日(日曜日)

主催

高崎市美術館

主な出品作品

  • 「森の妖精の詩」(自然への語らい) 1998年 油彩
  • 「少女の館」 1973年 油彩
  • 「白い手の妖精」M.Poety. 1987年 油彩
  • 「逢傘京散歩」蛇の目の旅 1977年 油彩
  • 「自然の説法」静寂の哲学 対話(夕~夜) 1996年 水墨襖絵

開館時間

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)

休館日

月曜日、祝日の翌日

会期中の休館日

2月10日(月曜日)、12日(水曜日)、17日(月曜日)、24日(月曜日)、3月3日(月曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)

観覧料

一般 300(250)円 大学・高校生200(150)円

  • ( )内は20名以上の団体割引料金
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。

後援

朝日新聞前橋総局、共同通信社前橋支局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、群馬テレビ、エフエム群馬、ラジオ高崎、J:COM 群馬

企画協力

石沢久夫幽玄派美術館

関連事業

  • 作家によるギャラリートーク
  • 学芸員によるギャラリートーク