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(終了しました)生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。
「木村忠太展」図録通販について 2019年9月2日
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図録の通信販売について
生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。(2016年)
「これこそが魂の印象主義である。」
1953年の渡仏以来、亡くなる1987年まで一度の帰国をのぞき、フランスの自然の光をみつめ続けた木村忠太(きむらちゅうた1917-1987)。その作品の何よりの魅力は、光や大気といった目に見えないものさえありありと感じさせる、心象のリアリティです。ふと光に触れたときの心のわずかな動きと、揺れる光そのものと-。感動するみずからの内と外とのゆらぎそのものをありのままみつめ、線描と色面を幾重にも重ねて描くスタイルを、木村は「魂の印象派」と呼びました。一瞬の光をとらえた印象派を引き継ぎつつ、時の流れ、つまり刻々変化する感動そのものを表現しようと試みているため、絵を前にした私たちも、まるで風景の只中にいるように、あふれる色彩に包まれる経験をします。
本展では高崎市美術館所蔵作品を中心とする油彩、パステル、鉛筆デッサン、リトグラフ95点やパレット、スケッチブックなどの作家資料によって、2017年2月に生誕100年を迎える木村が描こうとした「内なる光」を、東洋と西洋、内なるものと外なるものを巡る木村の思考と制作を手がかりとしながら、点描から線描、そして色面へと折々変化する光の表現の中にたどります。
木村忠太展の歩き方
木村忠太の作品をいろいろな角度から楽しんでみませんか?
「木村忠太展の歩き方」には、既に展覧会をご覧になった方の感想や質問・回答を掲載していきます。他の人がどのように木村忠太展をご覧になっているのか、覗いてみてくださいね。
- 木村忠太展の歩き方 若葉保育園編(PDF形式 160KB)
- 木村忠太展の歩き方 小説家 絲山 秋子さん編(PDF形式 192KB)
- 木村忠太展の歩き方 テーブルスタイリスト 堀井 和子さん編(PDF形式 254KB)
- 木村忠太展の歩き方 おしゃべりミュージアム&ノートでおしゃべりミュージアム(PDF形式 319KB)
会期
平成29年1月29日(日曜日)~3月26日(日曜日)
主な出品作品
- 《ベンチに座る人》1986年 高崎市美術館蔵
- 《自画像》1974年 (公財)日動美術財団蔵
- 《流れ》1974年
- 《ファイアンス》1978年 豊橋市美術博物館蔵
- 《雲》1985年 群馬県立近代美術館蔵
- 《夏の雲》1987年 世田谷美術館蔵
- 《ポン・ヌフ》1987年 茨城県近代美術館蔵
主催
高崎市美術館
開館時間
高崎市美術館
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
旧井上房一郎邸
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
会期中の休館日
1月30日(月曜日)、2月6日(月曜日)・13日(月曜日)・20日(月曜日)・27日(月曜日)、3月6日(月曜日)・13日(月曜日)・21日(火曜日)
観覧料
一般:600(500)円/大学・高校生:300(250)円 ( )内は20名以上の団体割引料金
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。
関連事業
- 著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」「絵と歩く―言葉をもって、言葉をこえて」
- 著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」「木村忠太作品と風土(フード)」
- ワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」
- 学芸員によるギャラリートーク