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(終了しました)生誕110周年 松本忠義・豊田一男2人展

ページID:0004826 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

生誕110周年 松本忠義・豊田一男2人展+AOKIT/3Dになった絵画世界/by青木世一(2019年)

高崎市出身の松本忠義(まつもと ただよし・1909-2008年)と、札幌に生まれ生涯の大半を高崎で過ごした豊田一男(とよだ かずお・1909-1989年)は、本年、ともに生誕110周年を迎えます。後に戦後日本美術に大きな足跡を残すことになる2人は、13歳で群馬県立高崎中学校(現・県立高崎高校)に入学し、2年上級の山口薫から大きな刺激を受けて画家を志すようになりました。本展では、青春時代からよき友、よきライバルとして切磋琢磨を繰り返しながら、やがてまったく異なる世界観を画中に体現してゆくことになる2人の画家の作品と制作を振りかえるものです。

身近な動物や風景から、内なる幻想を紡いだ松本忠義。環境破壊や戦争の愚かさを、ユーモアと詩情を込めてみつめた豊田一男。両者の生誕110周年を記念して、高崎市美術館および高崎市役所倉渕支所が有するコレクションを中心に紹介します。

さらに二次元の絵画を三次元の立体造形に移す模型モデル「AOKIT(アオキット)」で知られる青木世一(あおき せいいち・1954年茨城県出身)をゲストに迎え、松本忠義の代表作品《錬金通りにて》を立体再現して展示します。高崎市内に実在する風景を描いたこの絵画をほぼ実物大に起こしたこの模型には、来館者の皆さんに入っていただくことができます。絵の中に入り込むという新しい体験を楽しんでみませんか。

会期

平成31(2019)年4月14日(日曜日)~令和元(2019)年6月23日(日曜日)

主な出品作品

  • 松本忠義《犬達の窓》1976年
  • 松本忠義《錬金通りにて》1984年
  • 松本忠義《秋の立像》1949年
  • 松本忠義《美しき魔女の帰還》1988年
  • 松本忠義《アルカナの箱》1987年
  • 豊田一男《喰う人》1957年
  • 豊田一男《合唱》1976年
  • 豊田一男《77地球劇場》1977年
  • 豊田一男《招かざる客》1981年
  • 豊田一男《妙義中之岳 秋景》1989年

主催

高崎市美術館

会場

高崎市美術館

開館時間

高崎市美術館

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)

旧井上房一郎邸

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

会期中の休館日

4月15日(月曜日)・22日(月曜日)、5月7日(火曜日)・13日(月曜日)・20日(月曜日)・27日(月曜日)、6月3日(月曜日)・10日(月曜日)・17日(月曜日)

観覧料

  • 一般:500(400)円
  • 大学・高校生:300(250)円

※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。
※旧井上房一郎邸の観覧料は美術館観覧料に含まれます。

関連事業

  • ワークショップ「絵のなか探検隊!立体モデルAOKITに入ってみよう」
  • アート・レクチャー「AOKITはこうして誕生したーフェルメール、ゴッホを”再現”すると見えてくる」
  • アート・レクチャー「松本 忠義と豊田 一男ー内なる世界と外への視線」