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(終了しました)北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶 アール・デコ-香りと装いの美-

ページID:0006380 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶 アール・デコ-香りと装いの美-(2017年)

古来、特権階級の贅沢品だった香水は、20世紀の幕開けとともに一般の人々にも浸透していきます。人々が競って香りを求めるのに呼応して、香水メーカーたちは商品の魅力をアピールするために美しいパッケージを施すことにしのぎを削るようになります。この時期に、ジュエリー・デザイナーだったフランスのルネ・ラリック(1860-1945)は、香水商コティの要請を受けてガラスの香水瓶の制作に取り組み始めます。目に見えない香りの粋を視覚化したラリックの優美な香水瓶は瞬く間に大ブームを巻き起こしました。ラリックはその後もガラスを素材に多彩な創作を続け、アール・デコ・スタイルを代表するデザイナーとして大成します。

本展覧会では、エミール・ガレの希少な代表作などを有する世界的なガラス・コレクションで有名な北澤美術館の所蔵品から、巨匠ラリックによるガラスの香水瓶やアクセサリー、化粧品容器を選りすぐり、あわせて神戸ファッション美術館の協力により、アール・デコの装いを代表するドレスやファッション・プレートを加え、約150点を紹介します。

会期

平成29年4月15日(土曜日)~6月25日(日曜日)

主な出品作品

※掲載作品はすべて公益財団法人北澤美術館所蔵

  • 香水瓶《バラ》ドルセー社、1914年
  • 香水瓶《ユーカリ》1919年
  • 香水瓶《三組のペアダンサー》1912年
  • 香水瓶《すみれ》ウビガン社、1919年
  • 香水瓶《翡翠(ひすい)》ロジェ&ガレ社、1926年
  • 香水瓶《カシス》1920年
  • 香水瓶《青い目》カナリナ社、1928年
  • 香水瓶《リラ》ウォルト社、1937年
  • 香水瓶《アンプリュダンス》ウォルト社、1938年
  • 香水瓶《すみれ》ガビラ社、1925年
  • ブローチ《四つのカボッションと矢車菊》1913年
  • ブローチ《渦巻形の矢車菊》1913年
  • ブローチ《花瓶の矢車菊》1913年
  • ブローチ《二羽の鷲》1911年
  • 香水瓶《クレールフォンテーヌ》1931年
  • 香水瓶《シダ》1912年
  • 香水瓶《二人の人物、小像のある栓》1912年
  • 香水瓶《真夜中》ウォルト社、1924年

主催・会場

高崎市美術館

開館時間

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)

会期中の休館日

4月17日(月曜日)・24日(月曜日)、5月8日(月曜日)・15日(月曜日)・22日(月曜日)・29(月曜日)、6月5日(月曜日)・12日(月曜日)・19日(月曜日)

観覧料

一般:600(500)円/大学・高校生:300(250)円 ( )内は20名以上の団体割引料金

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。

特別協力

公益財団法人北澤美術館

協力

神戸ファッション美術館、ラリックS.A.、ジーケージャパンエージェンシー株式会社

監修

池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)

後援

朝日新聞前橋総局、共同通信社前橋支局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、群馬テレビ、J:COM群馬、エフエム群馬、ラジオ高崎

企画協力

imura art planning

関連事業

  • 講演会「ルネ・ラリック─香水瓶に見るデザインの革命」
  • ガラス作家によるギャラリー・トーク