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野良猫対策について(令和3年11月)

ページID:0006488 更新日:2024年3月14日更新 印刷ページ表示

意見・提言

犬猫を捨てることは、犯罪であることを周知徹底する広報活動を強く求めます。
外猫の実態調査などしているのでしょうか。公園の周辺には多くの外猫がいます。猫に餌をあげないで下さいという立札をたまに見かけますが、不適切な餌やりはやめてくださいに変更すべきです。
市の管理地を餌場にして、猫用のトイレを設置するなどして外猫を集め、実態を把握して野良猫に避妊手術をする。
猫用のトイレは保護団体に相談したところ煉瓦で囲んで川砂を入れて屋根を付けるだけで、安価だということでした。公園の目立たない場所に設置してほしいです。
また、新型コロナウイルスも落ち着いてきましたので、頻繁に譲渡会を開催すべきです。
外猫のいない動物愛護の模範にとなる素晴らしい高崎市を目指すべきです。

60代:市内在住

回答

日頃より市政に対し、ご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。
お問い合わせの件についてご回答いたします。
犬猫を捨てることは動物愛護法における犯罪に該当します。市民からこのような遺棄が疑われる通報があった場合には、警察と連携して対応しております。警察と遺棄現場に行き、周辺の環境を確認する場合もあり、連続での発生が疑われるケースでは日常の巡回を行う等の対応を実施しています。また、市民の方々の集合するしつけ方教室や、対面で行う譲渡等の機会を利用し、犬猫の飼養方法の他、虐待の禁止を含めた動物愛護についての啓発を行っており、引き続き活動に努めてまいります。
「猫に餌をあげないでください」という立札に関して、動物愛護センターではこの趣旨の看板を設置しておりません。外猫に関する相談には様々なケースがあり、当センターでの対応方法も事案毎に異なります。そのため、市民の方々に誤解を招くような一律の呼びかけは行っておらず、個別の口頭指導を中心に対応しております。
市が主体となる野良猫の不妊去勢手術や生活場所の提供に関して、猫の野外における飼育者がまだ多くいる現状においては所有権の所在についての問題があり、また、猫の糞尿被害等に悩み、早急な対応を望む住民の方々の意見もあります。そのため、公共機関として積極的な関与が困難な立場であり、市民の方々の相談については個別の案件としてそれぞれ対応していることをご理解ください。
譲渡会につきましては、新型コロナの感染状況が落ち着いてきたことに伴い、10月下旬から第二第四日曜日に再開しております。
一生面倒を見る保護施設の設置について、猫の繁殖能力は非常に高く、全ての野外猫を収容して飼育するのは予算や収容スペースの観点から限界があると考えています。犬猫の殺処分がなくならないのは、動物愛護法に明記されている終生飼養や、繁殖制限等の適切な飼養を行わない飼い主がいることに起因します。そのため、動物愛護センターでは市民の方々に対し啓発活動を行っており、当センターに入ってくる犬猫の数を減少させることに力を入れているところです。過去に動物愛護法が改正され、犬猫の引取りを拒否する要件が追加されてきているのも、この方向性を示すものです。その一方で、センターから出ていく数の増加を目指し、譲渡活動を積極的に実施しています。新型コロナ感染拡大状況下においても、完全予約制にて室内のスペース確保等の感染症対策を徹底した上で、譲渡に向けたアンケート実施等の活動を継続しており、過去数年間と比較して全体の譲渡数は減少しておりません。引き続き譲渡活動に努めてまいります。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:生活衛生課 動物愛護センター(電話027-330-2323)

回答内容や担当は、回答当時のものです。