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山ノ上西古墳

ページID:0003693 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

山ノ上西古墳石室入口の写真
山ノ上西古墳 石室入口

山ノ上西古墳は高崎市街地南方約5kmの観音山丘陵の山中に位置し、直径10mの山寄せ式古墳です。最大の特徴として凝灰岩截石切組積の両袖型横穴式石室を持ちます。石室の全長は6.33mで、本古墳より東方約250mに所在する国特別史跡山上古墳の系譜を引く石室構造となっています。山上古墳と同様に人里とは隔絶されたところに所在しており、立地条件、墳丘・石室の規模や構造等の特徴から本古墳は山上古墳に続くものと言えます。

本古墳は、山上古墳とともに山上碑に記される佐野屯倉にかかわる豪族の理解に欠かせない古墳であり、市内における古墳時代終末期の様相を知ることのできる古墳として学術的価値の高い遺跡です。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定史跡
  • 名称:山ノ上西古墳(やまのうえにしこふん)
  • 指定年月日:令和5年8月1日
  • 所在地:高崎市山名町