古墳のすぐそばに接して、やや小型の小鶴巻古墳が造られています。
小鶴巻古墳は、大鶴巻古墳の堀の一部をこわしていることから、大鶴巻古墳の方が古く、小鶴巻古墳の方が新しい時代に造られたことがわかります。
発掘調査は行われていませんが、鰭(ひれ)付埴輪、円筒埴輪、器財埴輪など、多くの埴輪の破片が見られます。
一般に古墳といえば、上に木や草が生えているものだと考えられがちですが、造られた時はそうではなく、側面には葺石(ふきいし)と呼ばれる石が積まれて、埴輪がぐるりと並べられ、美しく飾られていたのでした。
しかし、1,000年以上の年月がたち、葺石は崩れ、草や木がしげってしまったのが今の古墳の姿なのです。
大鶴巻古墳は、地元の「大鶴巻古墳保存会」の方々が、いつも草刈りや、清掃をしてくださるので、今でも美しい古墳の形を見ることができます。
私たちは、このように過去の人たちが残してくれた貴重な遺産を、少しでもよい形で、未来の人たちに伝えていく努力をしていきたいですね。 |