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神保古墳群
高崎市にある指定文化財 市指定
神保古墳群
神保古墳群は、今から1400年前、6世紀から7世紀にかけて造られた当時の村の有力者たちの墓地と考えられている。古墳は円墳で、内部の横穴式石室を埋葬施設としており、6世紀に築造されたものの多くは外部に埴輪が立てられた。当初段丘斜面の下方から造り始められた古墳は、斜面を登り上げ、平坦部に展開してから造営が終わったと考えられる。昭和10年に行われた県下一斉古墳調査では、63基が登録された。
このなかでも、字南高原285から307番地にかけて古墳が密集しており、またそれぞれの古墳の保存状態も良いので、吉井町指定史跡となった(合併により現在は高崎市指定史跡)。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定史跡
- 名称:神保古墳群(じんぼこふんぐん)
- 指定年月日:平成13年11月22日
- 所在地:高崎市吉井町神保 地図(地図情報システム)<外部リンク>