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倉賀野神社本殿 附 飯玉宮御普請仕様書・飯玉宮御本社木割仕様帳

ページID:0004952 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

倉賀野神社本殿の画像
倉賀野神社本殿

御普請仕様書と木割仕様書の画像
御普請仕様書と木割仕様書

本殿は一間社流れ造りで、正面及び背面に唐破風(からはふ)が付き、屋根は銅版葺き(ぶき)になっています。江戸時代後半の社寺建築の特色でもある彩色の無いさまざまな彫刻を駆使して軒廻り(のきまわり)を装飾しています。また社殿は、造営建築関係の文書(もんじょ)が保存されているので、建築年代が明確であり、同時期の神社様式を研究する際の指標となる重要な建造物です。主な造営経過は、下の通りです。

造営経過
年号(西暦) 内容
嘉永6(1853)年 飯玉宮建替修復願書を提出。大工宮寺大炊、墨掛け始めの儀式。
嘉永7(1854)年 御普請仕様書、木割仕様書ができる。高崎城下寄合町の彫師金十郎に彫物の見積を依頼。
安政3(1856)年 倉賀野宿大火。
安政5(1858)年 普請小屋ができる
文久3(1863)年 外遷宮。御神体を本殿西に移す。また、幣殿を取り壊し、拝殿を前に引き出す。
文久4(1864)年 彫師勘造の仕事始め。信州の彫師喜代松も仕事に加わる。柱立の儀式を行う。
元治2(1865)年 上棟(じょうとう)の儀式を行う。
慶応2(1866)年 本殿が完成し、遷宮式が挙行される。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:倉賀野神社本殿 附 飯玉宮御普請仕様書・飯玉宮御本社木割仕様帳(くらがのじんじゃほんでん つけたり いいたまぐうふしんしようしょ・いいたまぐうごほんしゃきわりしようちょう)
  • 指定年月日:平成4年3月2日
  • 所在地:高崎市倉賀野町(倉賀野神社)地図(地図情報システム)<外部リンク>