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剣崎稲荷塚遺跡出土小金銅神像

ページID:0002701 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

​高崎市にある指定文化財 市指定

剣崎稲荷塚遺跡出土小金銅神像の画像
剣崎稲荷塚遺跡出土小金銅神像

平成9年、剣崎稲荷塚遺跡の調査の際に平安時代の竪穴住居跡の中からこの神像は出土しました。群馬県内では上野国分僧寺・尼寺中間地域、渋川市有馬遺跡、有馬条里2遺跡などから出土しています。一般的にこういった神像や仏像は寺院跡、経塚跡、山岳信仰等の祭祀跡など仏教に関連した遺跡からの出土が多く見られます。
左:高さ6.2センチメートル、重さ58.2グラム、銅製。頭に烏帽子、衣と袴(はかま)を着て手に持ち物を持っています。円形の台座の上に直立し、背面に鋳造の時の空気抜き孔による突起があります。側面にはバリが残っています。
右:高さ9.0センチメートル、重さ64.5グラム、銅製、金銅製。顔と手に鍍金が残ります。頭に烏帽子、衣を着て袈裟(けさ)をかけ、袴(はかま)を着けて沓(くつ)を履いています。方形の台座に直立しています。底部に湯口が残ります。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:剣崎稲荷塚遺跡出土小金銅神像(けんざきいなりづかいせきしゅつどしょうこんどうしんぞう)
  • 指定年月日:平成14年2月20日
  • 所在地:高崎市八幡町(高崎市観音塚考古資料館) 地図(地図情報システム)<外部リンク>