ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

村東2遺跡出土子持勾玉

ページID:0004997 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

村東2遺跡出土子持勾玉の画像
村東2遺跡出土子持勾玉

古墳時代の豪族居宅跡とされる三ツ寺2遺跡の南約60メートルに位置する村東2遺跡の住居跡から出土しました。

子持勾玉は長さ9.2センチメートルの滑石製で腹部・側面・背部に突起を持っています。また、その所見から豪族居館跡廃絶後の6世紀前半と推定されます。このことから、三ツ寺の館が機能しなくなった後も、同様な祭祀を司る人物の存在を考えさせる資料として貴重です。また、子持勾玉は群馬県でも数十点が確認されていますが、ほとんどが神社の伝世品か偶然の発見によるもので、このように調査に伴って出土しその年代が推定できるものはたいへん貴重です。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:村東2遺跡出土子持勾玉(むらひがしにいせきしゅつどこもちまがたま)
  • 指定年月日:平成10年7月9日
  • 所在地:高崎市井出町(かみつけの里博物館)地図(地図情報システム)<外部リンク>