有効資源でリサイクル
地球にやさしく環境共生
そのテーマを実現しています。
下水道および水処理施設は、汚れた水をきれいにしてから川や海などへ流すという役割を果たし、地球環境の保全に貢献しています。さらに最近では、下水に含まれる熱(夏は冷熱)を地域冷暖房システムに生かしたり、浄化した処理水を工業用水やせせらぎに活用するなど、新しいかたちでムダなく水利用を行うという動きが現実化しています。当センターでも、毎日排出される汚泥の処理について、そのリサイクルや減量化・無公害化に取り組み、すぐれた成果をあげています。
汚泥をムダなくリサイクル
資源として有効活用に取り組んでいます。
リサイクル透水性ブロックを使用した歩道
当センターでは、下水の処理によって大量に発生する汚泥について、脱水・焼却(灰化)による処理を行っており、その結果、焼却灰が発生しますが、その焼却灰はセメントの補助材料としてリサイクルされ有効活用しています。一部については、汚泥を脱水まで行った脱水ケーキについて、コンポスト(農作物肥料の原料)にリサイクルされることもあります。
また、阿久津水処理センター施設内には、汚泥焼却灰を透水性ブロックにリサイクル使用したものについて、それを使って作られた歩道スペースもあります。