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不適正処理にならないためにも

ページID:0005984 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

処理基準と処理責任

産業廃棄物の処理(収集運搬・処分)を行うものは、産業廃棄物処理基準に従い産業廃棄物の処理を行わなければなりません。産業廃棄物処理基準に適合しない産業廃棄物の処理が行われた場合は、廃棄物処理法の規定により改善命令の対象となる場合があります。

産業廃棄物処理基準

特別管理産業廃棄物処理基準

廃棄物処理の受託

廃棄物処理法では、産業廃棄物処理業許可を取得していなければ、産業廃棄物の処理を受託できないことが規定されています。これに違反すると無許可営業として処罰の対象となります。また、産業廃棄物の処理を受託するには、産業廃棄物の処理が許可を受けている「事業の範囲」に含まれていなければなりません。(処理方法や廃棄物の品目など)
産業廃棄物処理業者の方々は下記の事項に十分注意し、排出事業者から廃棄物処理の依頼があった場合は、適正に廃棄物の処理が行われるようにしてください。

また、産業廃棄物処理業者の方々は廃棄物処理のプロとして、排出事業者へ業務を通じて、廃棄物の適正処理について説明等を行ってくださるようお願いいたします。

再委託の禁止

産業廃棄物の処理の再委託は、産業廃棄物の処理に関する責任の所在が不明確になる懸念があるため原則として禁止されています。

名義貸しの禁止

産業廃棄物処理業者は、自己の名義をもって、他人に産業廃棄物の処理を業として行わせてはなりません。
産業廃棄物処理業の許可証や許可証のコピーを無許可の者に渡し、許可のない者に業を行わせるような行為は法律で禁止されています。

無許可で収集運搬や処分を行った業者はもちろんのこと、許可証の写しを渡した処理業者も処罰の対象となります。

産業廃棄物管理票の返送、回付、保存の義務

排出事業者から交付される産業廃棄物管理票(マニフェスト)について、産業廃棄物処理業者も守らなければならない事項があります。処理終了後、必要な記載事項を記載しましょう。