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麻しん(はしか)風しん混合

ページID:0006393 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

麻しん(はしか)について

麻しんウイルスの感染によって起こる病気です。感染力が強く、飛沫・接触感染だけではなく空気感染もあり、予防接種を受けないと多くの人がかかり流行する可能性があります。高熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3〜4日間は38℃前後の熱で、一度おさまりかけたかと思うと、また39〜40℃の高熱と発疹が出てきます。高熱は3〜4日で解熱し、次第に発疹も消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。
主な合併症としては、気管支炎・肺炎・中耳炎・脳炎などがあります。脳炎は、約1,000人に1~2人の割合で発生しています。麻しんは、医療が発達した先進国であっても、かかった人の約1,000人に1人が死亡する可能性があるといわれているほどの恐ろしい感染症です。

風しんについて

風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気です。潜伏期間は2〜3週間です。軽いかぜ症状ではじまり、発疹・発熱・首の後ろのリンパ節腫脹などが主症状です。その他眼球結膜の充血もみられます。発疹も熱も約3日間で治るので「三日ばしか」と呼ばれることもあります。合併症として、関節痛・血小板減少性紫斑病・脳炎などが報告されています。大人になってからかかると重症になります。
また、妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病・白内障・聴力障害・発育発達遅延などの障害を持った子どもが生まれる可能性が非常に高くなります。

麻しん風しん混合(MR)ワクチンと副反応について

麻しんウイルス及び風しんウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。主な副反応は、発熱と発疹です。その他、注射部位の発赤・腫れ・しこりなどの局所反応、じんましん・リンパ節腫脹・関節痛・熱性けいれんなどがみられます。また、極めてまれにアナフィラキシー・血小板減少性紫斑病・脳炎・けいれんなどの副反応が生じることもあります。症状がひどかったり、長引くときは、早めに医療機関を受診してください。

もしもワクチンによる健康被害が起こってしまった場合は

予防接種健康被害救済制度

対象者

  • 第1期:満1歳から2歳に至るまで
  • 第2期:満5歳から7歳未満で小学校就学前の1年間(「年長」の4月1日から3月31日まで)

※1歳になったらなるべく早く第1期の予防接種を受けるようにしましょう。

接種に必要なもの

  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 健康保険証
  • 福祉医療費受給資格者証

※母子健康手帳は必ずご持参ください。母子健康手帳がないと予防接種は受けられません。

実施医療機関

乳幼児予防接種実施医療機関一覧

※実施医療機関以外(市外・県外)での接種を希望される場合は、下記までお問い合わせください。

予防接種のご予約・ご相談は、直接実施医療機関にお問い合わせください。ご不明な点は、高崎市保健所保健予防課または各地域の保健センターにお尋ねください。

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