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染料植物園歳時記

ページID:0004916 更新日:2024年2月14日更新 印刷ページ表示

過去の歳時記

梅はどこに? 2020年11月30日

今回の収蔵品展で「慶長小袖裂」(けいちょうこそでぎれ)という、小袖の一部の裂を展示しています。

展示しながら、長い袖に施された意匠を、ここに鶴が飛んでいるな、ここには亀が、松は葉だけでなく木も、竹は葉で表現されてと、目で図案を追っていたら、ん?梅はどこ?キャプションに松竹梅鶴亀文様って書いてあるよね。何度見ても、梅が見当たりませんでした。古い裂で、刺繍がほどけてしまったのでしょうか。

松竹梅鶴亀1松竹梅鶴亀2

あった!梅はちゃんとありました。絹地に織りこまれていたのです。なんと凝った意匠でしょう。

四方から見られるケースに展示してあります。黒一色に生地は染められているので、光のあたり具合、目線の高さによって、よく見えたり、見えなかったりします。いろんな角度から梅を探してみてください。

園内の紅葉の様子 2020年11月19日

観音山丘陵全体が色付いています。園内の植物も、葉や実が色付いて、澄んだ青い空の下、目に鮮やかな景色が広がっています。毎年一番早く紅葉するケヤキの樹は、一足早く葉を一枚も残さず落としました。
※写真は全て11月19日に撮影したものです。

紅葉の写真1紅葉の写真2紅葉の写真3
紅葉を見上げる足元の紅葉
上を見上げて歩いていると、足元もこんなにきれい。

中庭の紅葉1中庭の紅葉2中庭の様子1
工芸館のロビーから見る中庭もこんな色合いです。空も澄んで清々しい。

中庭の様子2ジョウビタキのオス
苔色と紅葉のコントラストに目を奪われた。写真右は、外国からのお客様。このジョウビタキの雄は今冬、このあたりを縄張りにしたもよう。