ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 子育て・教育 > 教育 > 生涯学習 > 高崎学検定 > 「"詩情の画家”山口薫と高崎ゆかりの画家たち-」の報告

本文

「"詩情の画家”山口薫と高崎ゆかりの画家たち-」の報告

ページID:0003098 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

 

”詩情の画家”山口薫と高崎ゆかりの画家たち」の講演会を下記のとおり開催しました。

その概要をご報告します。

日時

令和元年7月27日(土曜日)午後1時30分から

会場

高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座資料

講座資料(PDF形式 109KB)

講座内容

山口薫を中心に高崎、群馬を代表する画家たちの人物像について講演をしていただきました。

山口薫が詩情の画家と称される所以は、「絵に人の気持ちをとらえるものがある」ところにあります。数多く書いた詩が自身の作風に影響しているようです。故郷の風景や馬、牛、箕輪城などをベースにして描いた作品が多いのも特徴です。日本で一番人気のある画家といわれた時代があり、多くの画商ができあがる作品の順番待ちをしていたというエピソードもあります。

山口薫とともに群馬を代表する画家。高崎出身の鶴岡政男は空襲により描いた作品を全部消失しましたが、戦後数々の展覧会にて賞を受賞しています。安中出身の湯浅一郎は名家を継がずに画家になり大成し、富岡出身の福沢一郎は彫刻家から画家に転身し後に文化勲章を受章しています。

講師から画家たちの生い立ちやエピソードを紹介され、遠い存在だった画家たちをより身近に感じることができました。美術館に足を運んでじっくり絵を観てみたいという受講生の声が多く聞かれました。

講師プロフィール

萩原 富士雄(はぎわら ふじお)

  • 昭和7年 東京都荒川区生まれ
  • 昭和22年より高崎市在住
  • 高崎市内の中学校で英語教師6年
  • 大手旅行会社に転身して、熱海支店長時代に熱海国際観光専門学校の講師を勤める。本社では社長室に在籍して、経営企画や全国160カ所統括業務にあたる。その後、韓国の大手旅行会社K観光の日本統括本部長として、日韓両国間の関係業務に当たった。

その他

  • 現職時代から倉本聰、C・Wニコル、椎名誠などの作家が立ち上げた自然保護団体「C・C・C自然文化創造会議」に所属し、NPO法人「C・C・C」の副理事長として荒れた全国の国有林、特に奥利根、足尾等の森林整備にあたった。
  • 平成13年に群馬県立近代美術館のボランテイアとなり、資料整理や常設絵画の解説を行っている。ボランテイア連絡会の代表を数年、現在は顧問として美術館ボランテイア活動中。
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)