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浸水した家屋等の清掃作業における感染症予防について

ページID:0004644 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

災害時には、感染症の拡大リスクが高まり、家屋等の清掃で感染症を発症する恐れもありますので、次のことに注意しましょう。

清掃時の服装

  1. 丈夫な手袋や底の厚い長靴などを着用しましょう。
  2. ほこりから保護するため、ゴーグル・マスクを着用しましょう。
  3. 特にがれき撤去等の作業に専門的に従事する方については、防じんマスクの着用を推奨します。
  4. 作業後には、しっかり手洗いをしましょう。

清掃時の注意

  • ドアと窓をあけて、しっかり換気しましょう。
  • 汚泥を取り除き、しっかり乾燥させましょう。

主な消毒方法について

  • 感染症予防のためには、清掃と乾燥が重要です。清掃が不十分だと、消毒の効果が弱まります。
  • 原則として、家屋(床下や庭)の消毒は不要です。

次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤でも可)

  • 汚染の程度がひどい場合、長時間浸水していた場合に使います。
  • 0.02%~0.1%に希釈して使用します。
  • 金属面や木面など、色あせが気になる場合は、水で二度拭きしてください。

消毒用アルコール

  • 70%以上のアルコール濃度のものを、原液のまま使用してください。
  • 火気のある場所では使用しないでください。

10%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)

  • 0.1%に希釈して使用します。
  • 消毒用アルコールとともに、色あせ・腐食などにより次亜塩素酸ナトリウムが使用できない場所に使います。

参考資料

被災した家屋での感染症対策(厚生労働省)<外部リンク>