新型コロナウイルス感染症患者の発生について(市内9例目)
概要
4月15日(水)、新型コロナウイルス感染症疑い患者のPCR検査を実施したところ、陽性が判明しました。高崎市内で感染が確認されたのは、9例目(県内107例目)です。
患者情報
年齢・性別
70代 女性
居住地
高崎市
職業
無職
症状及び行動
- 3月末 2日間ほど、市内で買い物。
- 3月30日 市外飲食店で親族2人と3人で食事。親族で体調の悪い人はいない。
- 4月3日 微熱症状あり
- 4月7日 基礎疾患治療のため市外医療機関Aを受診。風邪気味を相談、風邪薬処方。
- 4月9日 息苦しさあり、この間、熱は上がったり下がったりしていた。
- 4月10日 37.5度の発熱あり。
- 4月11日 医療機関Bで点滴を受け、帰宅。
- 4月14日 息切れ、食欲不振のため、市外医療機関Aを受診。前回受診時よりも症状の悪化がみられ、市外医療機関Cに救急搬送。CTにて両肺に肺炎像あり、同病院に入院となる。検体採取。民間検査機関に検体提出。
- 4月15日 陽性判明。
- 4月16日 市外医療機関DのICU(集中治療室)に入院。重症。
濃厚接触者
濃厚接触者は、同居の夫のみ。検体採取済み。PCR検査を実施した結果、陰性でした。
濃厚接触者とは
- 患者と同居あるいは、長時間の接触。
- マスクなしに、患者を診察、看護、介護する。
- 患者の痰や体液等に直接触れた可能性がある。
- 2メートルの範囲で、患者とマスクなしに一定時間以上会話をしたもの。
※これに該当しなければ、感染のリスクは低いと言えます。そのため、スーパーや交通機関の利用があったとしても、これにあてはまらなければ、消毒や施設の閉鎖は必要ないと、県に確認しています。
市民の皆様へ
市民の皆様には、不要不急の外出を控え、手洗いや消毒、マスク着用や咳エチケットなど、一人ひとりにできる感染予防対策をお願いするとともに、正確な情報をもとに冷静な行動をお願いします。
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