新型コロナウイルス感染症患者の発生について(市内15から18例目)
概要
4月27日(月)、新型コロナウイルス感染症疑い患者のPCR検査を実施したところ、4名の陽性が判明しました。高崎市内で感染が確認されたのは、15例目、16例目、17例目、18例目です。今回、同一施設でさらに5人の患者が発生したことから、厚生労働省のクラスター対策班の派遣を要請しました。
患者情報
施設名等
- 施設名称 住宅型有料老人ホーム さんぽ
- 所在地 高崎市引間町970
年齢・性別・居住地
- 県142例目 20代 男性 渋川保健福祉事務所管内(施設職員)
- 15例目(県内143例目) 80代 女性 高崎市(入居者)
- 16例目(県内144例目) 80代 男性 高崎市(入居者)
- 17例目(県内145例目) 80代 女性 高崎市(入居者)
- 18例目(県内146例目) 80代 男性 高崎市(入居者)
※昨日15例目とした20代、男性、施設職員については、県の142例目として、群馬県に情報提供しました。
※高崎市の入居者4名については、高崎市15例目から18例目と訂正します。
行動歴
- 4月12日まで、全員が施設内のデイサービスを利用。
- 4月13日からは、デイサービスが休止になり、全員が自室で過ごす。
- 4月23日は健康観察期間が終了したため、施設の共有部分(食堂等)を時々利用していた。
- 4月27日から施設全体を封鎖し、外部からの出入りを禁止した。
- 4月28日に5名とも入院。
濃厚接触者
入居者18名については、外出を禁止し、施設内にとどまる。施設職員12名のうち、5名は施設にとどまり、入居者のケアを継続する。7名は自宅待機とし、外出を禁止した。入居者および施設職員については、2週間の健康観察を行う。
濃厚接触者とは
- 患者と同居あるいは、長時間の接触。
- マスクなしに、患者を診察、看護、介護する。
- 患者の痰や体液等に直接触れた可能性がある。
- 手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、患者とマスクなしに15分以上会話をしたもの。
※これに該当しなければ、感染のリスクは低いと言えます。そのため、スーパーや交通機関の利用があったとしても、これにあてはまらなければ、消毒や施設の閉鎖は必要ないと、県に確認しています。
市民の皆様へ
市民の皆様には、不要不急の外出を控え、手洗いや消毒、マスク着用や咳エチケットなど、一人ひとりにできる感染予防対策をお願いするとともに、正確な情報をもとに冷静な行動をお願いします。
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