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「高崎の年中行事と食」の報告

ページID:0003102 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

「高崎の年中行事と食」の講演会を下記のとおり開催しました。

その概要をご報告します。

日時

令和3年7月10日(土曜日)午後1時30分から3時30分

会場

高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座資料

講座内容

高崎に昔から伝わる年中行事と、その時に用いられた食べ物(行事食)について講演していただきました。

昔の人たちは、行事の目的や性格、季節や格によって食べ物を使い分けてきました。餅や赤飯は、神様へのお供え物として格の高いものとされました。また、ぼたもちや団子は仏様に関係の深いもの、白米などのご飯類は人が食べるごちそう、その他に小麦粉で作るまんじゅうやうどんがありました。その結果、行事食は年中行事ごとに異なるものとなり、人々の食生活に変化を与え、楽しみにもなりました。

年中行事の中でも、正月と盆は重要な行事とされ、準備から当日、その後まで決められた行事と行事食があり、それぞれ大切な意味を持つものでした。高崎藩士の家では、正月の雑煮に「つと豆腐」を入れる決まりがあったようです。

講座では、江戸時代の高崎の年中行事や行事食を地域別に比較したり、昭和の頃の行事食の写真による解説もあり、とても解りやすく学習することができました。

講師プロフィール

横田 雅博(よこた まさひろ)

  • 群馬大学大学院教育学研究科修了
  • 日本民俗学会会員・日本地理学会会員 専門は民俗学、農業地理学

主な職歴

  • 高崎市立小中学校、高崎市教育委員会文化振興課、高崎市市史編纂室(民俗の本・市史)、群馬県立歴史博物館勤務経験あり
  • 現在、高崎市立岩鼻小学校教諭

著書等

  • 昭和63年~平成16年、『高崎市史民俗調査報告書』第1集~第8集および『新編高崎市史 民俗編』の刊行に関わる。
  • 平成23年~26年、『広報高崎』に年中行事と食に関するエッセイ「高崎フード」を連載。
  • ラジオ高崎のトーク番組『Air Place』の「おとなの学校」のコーナーにもゲストとして数回出演し、正月行事や盆行事について話す。
  • 『おきりこみと焼き饅頭ー群馬の粉もの文化ー』(2018年、農山漁村文化協会)
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