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令和4年度のお題

ページID:0006758 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

『よいじゃあねぇ』(その3)【3月1日号】

3月のお題は「よいじゃあねぇ」で「容易ではない」を意味するおらほうの言葉です。

たくさんの「よいじゃあねぇ」ことが寄せられました。
人によってよいじゃあねぇと思うことが違って面白いですね。

  • ひなまつり 出して片付け よいじゃあね
    (下里見町 渡辺 美紀)
  • 入試待つ 親の心も よいじゃあねぇ
    (下里見町 松田 芬)
  • お年玉 ひ孫が増えて よいじゃねぇ
    (井野町 高橋 ヒサ子)
  • 四代目 老舗守るの よいじゃねぇ
    (和田多中町 黒澤 繁)
  • 老いの波 追い返すのが よいじゃあねぇ
    (下佐野町 清水 敏子)
  • 耳遠く トイレは近く よいじゃあねぇ
    (北久保町 根本 丈男)
  • よいじゃねぇ 針穴目掛けて 糸踊る
    (吉井町片山 茂木 和子)

(敬称略)

お便り紹介

「背を丸め チャリで北風 よいじゃねぇ」中高生たちが自転車で、風の抵抗を抑えるため背中を丸め、息を切らしながら北風に向かう姿を見て、若さと大変さを感じました
(中里町の吉田和伸さん)

『わけえし』(その2)【2月1日号】

2月のお題は「わけえし」で「若者」を意味するおらほうの言葉です。

1月8日に、市内各地域で「二十歳の集い」があったんさ。
高崎地域の取材に行って、20歳になったわけえしが、久しぶりに会う友人と当時を懐かしんだり、笑顔で写真を撮ったりする姿を見てたら、あったけぇ気持ちになったんよ。わけえしのみんな、これからも夢や目標に向かって頑張ってくんない。

  • わけえしに 負けじと食べて 胃腸薬
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 負けらんねぇ まだ暫くは わけえしに
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • わけえしの 魅力に負けぬ 老いの知恵
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • わけえしと 集合掛かるが 行くべきか
    (北久保町 菊間 達郎)
  • わけえしが まじって継いでく 地区祭り
    (下里見町 渡辺 美紀)
  • わけえしに タイムスリップ クラス会
    (吉井町片山 広田 悦子)
  • わけえしと 呼ばれ振り向く 高齢者
    (岩鼻町 吉井 秀樹)

(敬称略)

『おこんじょ』(その2)【1月1日号】

1月のお題は「おこんじょ」で「意地悪」を意味するおらほうの言葉です。

毎回いっぺぇ投句があってえれえうれしんさ。
今回は230を超える投句があったんよ。まーずありがたいんさね。句は全て楽しみに読ませてもらってるんさ。今年もまっとこのコーナーが盛り上がるように頑張るべぇ。

  • おこんじょう 言った幼女が 今は妻
    (八幡町 原沢 益太郎)
  • おこんじょの つもりだろうか にわか雨
    (下里見町 渡辺 美紀)
  • 急ぐほど おこんじょをする 赤信号
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 八強の 壁はお神の おこんじょか
    (石原町 吉村 裕樹)
  • おこんじょが 縁で結ばれ 共白髪
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • おこんじょに 聞こえるかもね 上州弁
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • おこんじょの ラリー続けて ともに古希
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)

(敬称略)

お便り紹介

「おこんじょね 支払い急(せ)かす セルフレジ」セルフレジに現金投入でもたついていると「お金を投入してください」と言われ、焦ってしまいます
(日光町の田中友さん)

『せわねえ』(その2)【12月1日号】

12月のお題は「せわねえ」で「簡単だ、大丈夫だ」を意味するおらほうの言葉です。

「お湯を注ぐだけだからせわねんさ」「ちょっと薬塗っとけばせわねえよ」のように使います。

  • せわねえと 返事はしたが 何だっけ
    (下滝町 井田 秀子)
  • せわねえと 言った手前で やせ我慢
    (萩原町 清水 米雄)
  • せわねえよ 旦那おだてりゃ 家事もする
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • せわねえと 始めた整頓 未完成
    (新町 荻野 雅弘)
  • せわねえと 言われて世話を 焼かれてる
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 背を押した 父の口ぐせ 「せわねえよ」
    (吉井町中島 森 和子)
  • セルフレジ せわねえからと 見栄を張り
    (千葉県銚子市 名雪 凛々)

(敬称略)

川柳教室が行われたんさ

11月23日に川柳教室があったんさ。講師は、銚子川柳会会長の名雪凛々先生。参加者が先生の話をえれえ真剣に聞いて、メモを取る姿が印象的だったんよ。それでは先生、「川柳おらほうの言葉」について一言たのまいのー。
名雪先生「川柳を通して方言を大切にしていこうという、すてきな企画ですね。方言でしか出せないニュアンスがあると思います。川柳の中に方言を用いることで、故郷の良さをたくさん見つけられますね」

『えんと』(その2)【11月1日号】

11月のお題は「えんと」で「座る」を意味するおらほうの言葉です。

すっかり寒くなったんね。うんめぇおっきりこみ食ってあったまるべぇ。

  • フルムーン 窓辺にえんと 旅景色
    (吉井町片山 広田 悦子)
  • おとなしく えんとす晴れ着の わんぱく児
    (北久保町 根本 丈男)
  • えんとして やがてハイハイ 今受験
    (町屋町 桜井 覚)
  • 初孫の えんとでよろこぶ じじとばば
    (飯塚町 鈴木 広子)
  • 愛犬も 孫もえんとで おやつ待ち
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 此の頃は 立つもえんとも どっこいしょ
    (倉賀野町 藤田 エミ子)
  • えんとして 語らう人生 花盛り
    (上中居町 荻原 和代)

(敬称略)

お便り紹介

「えんとして 車見守る だるまたち」車で国道18号の少林山付近を走ると、交通安全を祈って道端にえんとしている高崎だるまが目にとまります。運転が慎重になるんさあね(中室田町の清水正幸さん)

『おくり』(その2)【10月1日号】

10月のお題は「おくり」で「奥、奥の間」を意味するおらほうの言葉です。
虫歯だったおくりの歯の治療がやっと終わったんさ。一緒に親知らず抜いたり神経抜いたり、まーず大変だったんよ。

  • 夏服を おくりに終う 彼岸明け
    (上中居町 平野 道子)
  • おくりには 母と嫁いだ 桐簞笥
    (乗附町 高橋 アサ子)
  • 若き日に おくりにしまった ラブレター
    (箕郷町上芝 関口 春道)
  • 彼氏来る おくりの部屋に 父がいる
    (吉井町多比良 藤澤 祐介)
  • かくれんぼ 何処にいるかな おくりかな
    (新町 杉本 曉)
  • 寝静まり 戸棚のおくりの くしだんご
    (上小塙町 山田 みゆき)
  • おくりには 先祖居並ぶ 写真館
    (町屋町 桜井 覚)

(敬称略)

お便り紹介

今日は紹介したい教室があるからちょっと聞いてくんない。11月23日(祝日)に、なんとおらほうの言葉をテーマにした川柳教室があるんさ。詳しい内容は本紙14ページを見てくんない。私も勉強と取材を兼ねて参加してえなぁ

『とぶ』【9月1日号】

9月のお題は「とぶ」で「走る、急ぐ」を意味するおらほうの言葉です。

  • 愛猫が おかかめざして とんでくる
    (下里見町 渡辺 美紀)
  • 雷だ とんで帰って はいセーフ
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 地鳴りして とんで見上げりゃ 大花火
    (上中居町 守谷 宏)
  • 初孫を 早く見たさに とんで行き
    (石原町 櫻井 義政)
  • 会いたくて とんでった日も あったいね
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 喜寿の脚 駅まで飛んで 乗り遅れ
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • とんで来て 婆にダッコの モミジの手
    (下斉田町 石原 重子)

(敬称略)

お便り紹介

「運動会 花はやっぱり とびっくら」私の小学校時代、明治生まれの祖父が徒競走のことを『とびっくら』と言っていたのを思い出しました。
(日光町の田中友さん)
小さい頃はよく友達ととびまわって遊んだんさ。今では少しとんだだけで、すぐ息が上がっちゃうんね。

『〜んさ』(その2)【8月1日号】

8月のお題は「〜んさ」で「〜なんだ、〜なんだよ」を意味するおらほうの言葉です。

毎日あっちい日が続くんね。水分補給をこまめにして、くれぐれも熱中症には気ぃつけてくんない。

  • 知らねんさ 孫におそわる SDGs
    (下里見町 渡辺 美紀)
  • つまみ食い ちょこっとだから 旨いんさ
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • 雨傘を しまい日傘を 出したんさ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • うれしんさ 久々燃える 夏祭り
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 写真観て あの頃の事 想うんさ
    (新町 杉本 曉)
  • 月一の 孫の電話が 嬉しんさ
    (町屋町 桜井 覚)
  • 風鈴に 夏の余韻を 仕舞うんさ
    (倉賀野町 高田 敬子)

(敬称略)

お便り紹介

「朝採りの トマトにキュウリ 香るんさ」

露の残る中採った朝採り野菜を頬張る時、鼻からも口からも野菜の香りがしてきます(中里町の吉田和伸さん)

『いっぺぇ』(その2)【7月1日号】

6月のお題は「いっぺぇ」で「たくさん、いっぱい」を意味するおらほうの言葉です。

  • 宿題を いっぺぇ出されて 泣きっ面
    (箕郷町上芝 関口 春道)
  • 断捨離で いっぺぇ捨てて また買って
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • 腹いっぺぇ 喰ったがための このおなか
    (山田町 桒原 公子)
  • 初孫に いっぺぇオモチャ 買いまくり
    (新町 荻野 雅弘)
  • 父の日に いっぺぇ飲んでと 墓に酒
    (町屋町 桜井 覚)
  • いっぺぇの 短冊下がり 笹重く
    (箕郷町下芝 上原 つる代)
  • ほたる舞う いっぺぇ乱れて 源平戦
    (萩原町 清水 米雄)

(敬称略)

お便り紹介

「榛名路を 銀輪いっぺぇ 競い合う」恒例となったハルヒルも新型コロナで参加者が少し減ったけど、それでもいっぺぇ銀輪が榛名山を目がけて駆け登り競い合う姿は豪快でした(中室田町の清水正幸さん)

私もハルヒルには取材に行ったんさ。選手や地元の人といっぺぇ交流できて、まーず楽しかったんよ。

『まっと』【6月1日号】

6月のお題は「まっと」で「もっと」を意味するおらほうの言葉です。

  • 大欠伸 まっと寝てたい 春の朝
    (山名町 池田 文恵)
  • つばめの子 「まっと」「まっと」と 口あける
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 食べ盛り まっと食べてと 親心
    (新町 新井 豊作)
  • まっと食え 素直にしたがい この体
    (箕郷町下芝 上原 つる代)
  • ポンと打ち まっと痩せたい 太鼓腹
    (吉井町吉井川 小林 道雄)
  • 久し振り まっとゆっくり 話そうよ
    (上豊岡町 村上 寿子)
  • 喜寿も過ぎ まっと長生き したくなり
    (倉賀野町 高田 喜久雄)

(敬称略)

お便り紹介

「もう帰ろ まっと遊ぶと すねる孫」公園に連れて行くとブランコ、すべり台、シーソーと次から次へと走り回ってなかなか帰りたがりません(吉井町中島の森和子さん)

わが家でもおやつを食べ始めると、子どもが「まっと、まっと」と欲しがってえれえ困るんさ。

『たらっぺ、たろっぺ』【5月1日号】

5月のお題は「たらっぺ、たろっぺ」で「タラの芽」を意味するおらほうの言葉です。

  • たろっぺを 採る時期みてて 持ってがれ
    (北久保町 根本 丈男)
  • たらっぺに 春が来たよと 教えられ
    (江木町 茂木 富男)
  • たらっぺが 通せんぼする 獣道
    (町屋町 桜井 覚)
  • たらっぺ採り 腰の痛みは どこへやら
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • たろっぺと 手打ちうどんで おもてなし
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • たらっぺの 天ぷらつまむ手 とげのあと
    (上中居町 恩幣 敏夫)
  • たらっぺを 刻んだお焼き 母の味
    (八幡町 梅村 ヨシ子)

(敬称略)

お便り紹介

「たろっぺの 残る苦味で もう一杯」口の中に残るわずかな苦味、その苦味でもう一口ご飯やお酒が進む。春ならではの感触です(中里町の吉田和伸さん)

たらっぺの苦味が子どものころは苦手だったんさ。それが今は酒のつまみにしてるんだから不思議だいね。

『あなっぽこ』【4月1日号】

4月のお題は「あなっぽこ」で「穴」を意味するおらほうの言葉です。

すっかり暖かくなったんね。花粉症の私は、毎年くしゃみと目のかゆみで春の訪れを感じるんさ。

  • つらら解け あなっぽこ並ぶ 残り雪
    (飯塚町 高畑 松恵)
  • あなっぽこ ベルトに追加 肥えすぎて
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • 靴下の あなっぽこ隠す 正座かな
    (新町 杉本 曉)
  • ルーペ持ち 針あなっぽこ 無事通す
    (新町 新井 豊作)
  • つまづいて 転んで気付く あなっぽこ
    (元島名町 阿久澤 祐子)
  • あなっぽこ 埋めるあとから 犬が掘り
    (行力町 経田 一方)
  • あなっぽこ 障子に目あり 孫笑顔
    (萩原町 清水 米雄)

(敬称略)

お便り紹介

「気に入りの セーター着たら あなっぽこ」外出先でコートを脱いだら、セーターに3か所も虫くい穴があり、穴に入りたいくらい恥ずかしかったです(倉賀野町の堰塚みや子さん)