「井上八重子展 私の赤」
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井上八重子展 私の赤
「絵の描き方や工夫を考えるのは、今日着る洋服を考えるのと同じです。」―井上八重子
井上八重子(いのうえ やえこ 1933ー)は高崎市に生まれ、女学校在学時に画家・中村節也の指導を受け、絵画の道を志します。女子美術大学洋画科卒業後は国画会に初出品し、活動の場を全国へと広げました。90歳を迎える今も日々絵筆をとり、大作を発表しています。
見たことのある景色、出会ったことのある人々-作品には自身が経験した出来事や身近にあるモチーフが、赤やピンクなどヴィヴィッドな色彩と独特の表現で印象的に描かれます。本展覧会では自分の好きなもの、美しいもの、きれいなものを鮮やかに描き続ける井上八重子の絵画世界を、影響を与えた中村節也と井上悟の作品とともに紹介します。
同時開催の収蔵作品展では、ピカソ、ブラックなどヨーロッパの版画作品と、木村忠太など日本人画家たちが描いたフランス風景を紹介します。
作家紹介
井上八重子
1933年群馬県高崎市に生まれる。女学校在学時に画家・中村節也に油絵を学ぶ。1952年県立高崎女子高校卒業。1956年女子美術大学洋画科卒業。1960年国画会に初入選、1970年国画会新人賞受賞。1978年国画会会員となり現在も出品を続ける。1974年から76年までフランスに滞在。国画女流13人展などに出品。東京、高崎で個展やグループ展を中心に作品を発表している。
会期
令和5(2023)年9月23日(土曜・祝)~10月29日(日曜)
出品作品
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- 《赤のダンス》1999年 油彩・キャンバス 作家蔵
- 《彼と彼女とダンス》(部分)2013年 油彩・キャンバス 作家蔵
- 《シスターたちの運動会》1972年 油彩・キャンバス 作家蔵
- 《シャワーの女》2021年 油彩・キャンバス 作家蔵
- 《あの日》制作年不詳 油彩・キャンバス 作家蔵
- 《木曜の午后》2019年 油彩・キャンバス 作家蔵
主催・会場
高崎市美術館
開館時間
高崎市美術館
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。
旧井上房一郎邸
【邸内】
午前10時~11時、午後2時~4時
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。
【庭園】
午前10時~午後6時(入園は午後5時30分まで)
会期中の休館日
- 9月25日(月曜)
- 10月2日(月曜)・10日(火曜)・16日(月曜)・23日(月曜)
観覧料
- 一般:600(500)円
- 大学・高校生:300(250)円
※( )内は20名以上の団体割引料金
※インターネット割引券をご提示の方は2名様まで( )内の料金でご覧いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料でご覧いただけます。受付で手帳または障害者手帳アプリ「ミライロID」をご提示ください。
※65歳以上の方は無料でご覧いただけます。年齢の証明ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証、保険証等)を受付でご提示ください。
※大学・高校生は大高生料金でご覧いただけます。学生証を受付でご提示ください。
※中学生以下は無料でご覧いただけます。
※旧井上房一郎邸の観覧料は美術館観覧料に含まれます。
※10月28日(土曜)は群馬県民の日につき観覧料は無料です。
関連事業
※内容の変更あるいは中止となる場合があります。最新情報はホームページ・SNSでご確認ください。
1.井上八重子 ギャラリートーク
- 講師:井上八重子
- 日時:10月15日(日曜)午後2時~
- 会場:高崎市美術館展示室
- 定員:20名(予約先着順)
- 参加費:無料(要観覧料)
- 申込み:9月19日(火曜)午前10時より高崎市美術館(027-324-6125)にて電話受付
2.学芸員によるギャラリートーク
- 講師:当館学芸員
- 日時:9月23日(土曜・祝)、10月7日(土曜) 各日午後2時~
- 会場:高崎市美術館展示室
- 参加費:無料(要観覧料)
- 申込み不要