(趣旨)

第1条　この規則は、高崎市視聴覚ライブラリー(以下「ライブラリー」という。)の設置及び管理運営に関し必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条　高崎市の学校教育及び社会教育における視聴覚教育の振興を図るため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第17条第2項の規定により、ライブラリーを高崎市教育委員会事務局に置く。

(定義)

第3条　この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(事業)

第4条　ライブラリーは、おおむね次に掲げる事業を行う。

(貸出し)

第5条　教材等は、次の各号に該当するものが教育的な目的で利用を申し出た場合に貸出しすることができる。

(利用手続)

第6条　教材等を借り受けようとする者は、視聴覚教材、教具利用申込書(様式第1号)を教育長に提出しなければならない。

(利用の制限)

第7条　教育長は、次の各号のいずれかに該当するときは、その貸出しを拒み又は貸出しの許可を取り消すことができる。

(貸出しの期間)

第8条　教材等の貸出期間は、貸出しの日から3日以内とする。ただし、教育長が、特別の理由があると認めたときは、貸出期間を貸出しの日から7日以内とすることができる。

(利用上の注意)

第9条　教材等の貸出しを受けたもの(以下「借受者」という。)は、当該借り受けた教材等を善良な管理者の注意をもって管理しなければならない。

(教具の操作)

第10条　借り受けた教具のうち、16ミリ映写機については、次条第1項に規定する技術認定証(同条第2項の規定により技術認定証とみなされるものを含む。)を有する者でなければ操作してはならない。

(技術認定)

第11条　教育長は、16ミリ映写機操作に必要な知識及び技能を持つと認められる者に対し、群馬県共通16ミリ映写操作技術認定証(以下「技術認定証」という。)を交付する。

(事故の報告)

第12条　借受者は、次の各号のいずれかに該当する事故が発生したときは、直ちにその旨を教育長に報告しなければならない。

(損害賠償)

第13条　借受者は、その責めに帰すべき理由により、前条各号に掲げる事故を発生させたときは、教育長の指示するところに従い、これを補修し又は弁償しなければならない。

(利用報告)

第14条　借受者は、教材等の利用を終えたときは、視聴覚教材、教具利用報告書(様式第2号)を教育長に提出しなければならない。

(専門部会)

第15条　ライブラリーに、第4条各号に掲げる事項のうち、専門的かつ技術的事項についての調査研究及び研修を行いライブラリー活動の充実を図るため、次の専門部会を設置することができる。

(その他)

第16条　この規則に定めるもののほか、ライブラリーの管理運営に関して必要な事項は、教育長が別に定める。