○高崎市榛名歴史民俗資料館条例

平成18年9月29日

条例第100号

(趣旨)

第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第1項の規定に基づき、高崎市榛名歴史民俗資料館の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条 本市は、市民の郷土の歴史と民俗に関する理解を深め、もって教育・文化の発展に寄与するため、高崎市榛名歴史民俗資料館(以下「資料館」という。)を設置する。

(名称及び位置)

第3条 資料館の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称 高崎市榛名歴史民俗資料館

位置 高崎市榛名山町138番地1

(事業)

第4条 資料館は、次に掲げる事業を行う。

(1) 資料の収集、保管及び展示に関すること。

(2) 資料の調査研究に関すること。

(3) 資料に関する講演会、講習会、研究会、体験学習等を開催すること。

(4) 資料の利用に関し、必要な説明、助言、指導等を行うこと。

(5) 他の博物館等と協力し、情報の交換、資料の貸借等を行うこと。

(6) 前各号に掲げるもののほか、資料館の設置の目的を達成するために必要な事業

(職員)

第5条 資料館に、館長その他必要な職員を置く。

(観覧料)

第6条 資料館の展示品等を観覧しようとする者は、別表に定める観覧料を納付しなければならない。ただし、次に掲げる者の観覧料は、無料とする。

(1) 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第4条に規定する身体障害者その他規則で定める者及びその付添人1人

(2) 65歳以上の者及び小学校就学前の者

(3) 小学校、中学校及びこれらに類する学校その他の施設の児童及び生徒

(平26条例13・一部改正)

(観覧料の減免)

第7条 市長は、特別の理由があると認めたときは、観覧料を減免することができる。

(観覧料の還付)

第8条 既に納付した観覧料は、還付しない。ただし、市長が特別な理由があると認めたときは、その全部又は一部を還付することができる。

(資料の閲覧等)

第9条 教育委員会は、必要があると認めるときは、資料館に保管され、又は展示されている資料について、学術研究等の目的で複写、撮影等をさせることができる。

(入館の制限)

第10条 教育委員会は、資料館に入館する者が次の各号のいずれかに該当するときは、資料館への入館を拒み、又は退館を命じることができる。

(1) 公の秩序又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき。

(2) 施設、設備、展示品等をき損するおそれがあると認められるとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、管理に支障を及ぼすおそれがあると認められるとき。

(損害賠償)

第11条 資料館の施設、設備、展示品等をき損し、又は滅失した者は、その損害を賠償しなければならない。

(営利行為の禁止)

第12条 何人も、資料館及びその敷地内において、営利を目的とする行為その他これに類する行為をしてはならない。ただし、教育委員会の許可を受けた場合は、この限りでない。

(運営協議会)

第13条 資料館の適正な運営を図るため、資料館に高崎市榛名歴史民俗資料館運営協議会(以下「協議会」という。)を置くことができる。

2 協議会は委員5人以内で組織し、委員は教育委員会が委嘱し、又は任命する。

3 委員の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、補欠委員の任期は前任者の残任期間とする。

(委任)

第14条 この条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会規則で定める。

1 この条例は、平成18年10月1日から施行する。

2 群馬郡榛名町を廃し、その区域を高崎市に編入する日前に榛名町歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例(昭和60年榛名町条例第6号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成26年3月31日条例第13号)

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

別表(第6条関係)

(平26条例13・全改)

区分

観覧料(1人1回につき)

個人

団体(20人以上)

常設展示

200円

100円

企画・特別展示

1,000円を超えない範囲内で、その都度市長が定める額

高崎市榛名歴史民俗資料館条例

平成18年9月29日 条例第100号

(平成26年4月1日施行)