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第27回特別展「太子塚古墳を考える」(終了しました)
第27回特別展は終了しました。たくさんのお客様にお越しいただいてありがとうございました。
和田山の有力豪族が眠る古墳のすべてを初公開します。
太子塚古墳は、高崎市箕郷地域に所在する帆立貝型の古墳です。古墳の大きさに対して、おどろくほど多くの埴輪が発見されました。本特別展では、太子塚古墳の形象埴輪を初めて全点展示します。とくに、「盾持ち人埴輪」は14体以上が出土しており、墓域を厳重に守護しようとする意識がうかがえます。
また、榛名山麓の帆立貝型の古墳から出土した埴輪もあわせて展示することで、保渡田古墳群を含むこの地域の古墳と太子塚古墳の関係について考えます。
主な展示品
太子塚古墳の形象埴輪全点と円筒埴輪、周辺古墳の埴輪などの出土品
期間
平成31年1月26日(土曜日)~3月24日(日曜日)
開催場所
かみつけの里博物館 企画展示室
観覧料
一般200円(160円)、学生100円(80円)
- ( )内は、団体入館者20名以上
- 中学生以下65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
休館日
- 火曜日(1月29日、2月5日、12日、19日、26日、3月5日、12日、19日)
- 祝日の翌日(3月22日)
連続講座
特別展に関連した講座を3回開催します。
- 「『盾持ち』人物埴輪から前方後円墳を考える」
講師:塩谷 修氏(土浦市立考古資料館)
日時:平成31年2月3日(日曜日)午後1時30分から3時30分 - 「若宮八幡北古墳の築造規格」
講師:田島 桂男氏(日本考古学協会会員)
日時:平成31年3月3日(日曜日)午後1時30分から3時30分 - 「帆立貝形古墳と埴輪配列」
講師:日高 慎氏(東京学芸大学)
日時:平成31年3月24日(日曜日)午後1時30分から3時30分
会場
当館研修室
参加費
無料(入館料は別途)
定員
各回先着80名(事前申込は不要です。)
当日午後0時30分より館内で受け付けします。
学芸員による解説
当館の学芸員による解説を行います。
- 日時:2月17日(日曜日)、3月17日(日曜日)各日午前10時からと午後1時からの2回、20分程度
- 場所:企画展示室
- 予約不要
- 参加費:無料(入館料は別途)