第29回特別展「祈りの器－須恵器からみた古墳時代のぐんま－」（終了しました）

※第29回特別展「祈りの器－須恵器からみた古墳時代のぐんま－」は終了しました。多くの方にご来館いただきありがとうございました。

かみつけの里博物館では、第29回特別展「祈りの器−須恵器からみた古墳時代のぐんま－」を開催します。

古墳時代東国の中心として栄えた群馬は多くの集落が営まれ、多くの古墳が作られました。人の営みを示す遺跡からは多くの土器が出土します。これらの土器の中でも須恵器は古墳時代に朝鮮半島から伝来し、古墳や村々の祭祀で使用された貴重な品でした。「祈り」に使われたこれらの須恵器は古墳時代のぐんまの様子を物語っているようです。

本特別展では、長根遺跡安坪古墳群（吉井町長根）出土の須恵器のほか、「甲を着た古代人」が出土したことで有名な金井東裏遺跡（渋川市）から、3号祭祀遺構のすべての須恵器などを展示します。須恵器が語る群馬の古墳時代をどうぞご覧ください。

なお、新型コロナウイルスの感染状況により関連行事が変更される場合がありますので、来館前に最新の開催状況をホームページ等でご確認ください。

主な展示品

長根遺跡安坪古墳群22号墳出土須恵器（高崎市教育委員会蔵）、金井東裏遺跡3号祭祀遺構出土須恵器（群馬県蔵）ほか

期間

令和2年12月12日（土曜日）～令和3年3月1日（月曜日）

開催場所

かみつけの里博物館　企画展示室

観覧料

一般200円（160円）、学生100円（80円）

• （　）内は、団体入館者20名以上
• 中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料

休館日

• 火曜日（令和2年12月15日・22日、令和3年1月5日・12日・19日・26日、2月2日・9日・16日）
• 祝日の翌日（2月12日・24日）
• 年末年始（12月28日から1月4日）
  ※令和3年1月5日が火曜日のため、今年度の年末年始休館は12月28日から令和3年1月5日となります。

ミニ講座　※受付は終了しました

特別展に関連したミニ講座を開催します。（事前予約制）

• 演題：「安坪古墳群出土の須恵器」
• 講師：高崎市教育委員会文化財保護課　主任学芸員　小根澤　雪絵
• 日時：令和3年2月14日（日曜日）午後1時30分～3時

会場

当館研修室

定員

30名（事前申込が必要です。）

受講希望者の氏名と昼間連絡のつく電話番号を明記の上往復はがき、またはEメールで1月30日（土曜日）必着で当館にお申し込みください。受付は1回に2名までで、応募多数の場合は抽選を行い、結果は2月3日頃までに連絡いたします。

申込先

住所：〒370-3534　高崎市井出町1514　かみつけの里博物館

メールアドレス：kamitsuke-museum@city.takasaki.gunma.jp

学芸員による解説

当館の学芸員による解説を行います。

• 日時：令和2年12月13日・20日、令和3年1月17日、2月21日（各日曜日）の午後1時から、20分程度
• 場所：企画展示室
• 予約不要
• 定員：先着10名まで
• 参加費：無料（入館料は別途）
  ※解説開催中は企画展示室の入場制限を実施する場合があります。

解説員によるミニ解説

当館の解説員による解説を行います。

• 日時：令和2年12月27日、令和3年1月10日・24日・31日、2月7日・28日（各日曜日）の午前11時からと午後2時からの2回、10分程度
• 場所：企画展示室
• 予約不要
• 定員：先着10名まで
• 参加費：無料（入館料は別途）
  ※解説開催中は企画展示室の入場制限を実施する場合があります。

第29回特別展チラシ（PDF形式 498KB）