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企画展 紺屋物語―浜染工房の115年


浜染工房は、諏訪の紺屋「紫屋」で修業した浜茂人が、旧城下町・松本市で明治44年に開業した紺屋です。初代茂人は、草木染の命名者・山崎斌(やまざきあきら)が昭和4年に松本市に開設した信濃工芸指導所においても染色主任として指導にあたり、太平洋戦争後は二代岸治とともに藍染、草木染の再興に尽力しました。その後、もっとも困難な技法のひとつである藍染の型染を生業として専業し、現在、三代完治が営む浜染工房は、日本でも数少ない伝統的な加温醗酵建を続けている長野県唯一の紺屋で、型染を中心とした高い技術によって作品を作り続けています。
複雑な文様を繊細な色相で染め上げ、寒冷地ならではの冴えた白地に映える藍色の美しさは100年を超える歴史を有する蓄積と洗練によって生み出されたものです。
本展では、浜染工房の歴史を物語る資料や藍染作品を展示し、藍染の奥深い染色技術を紹介します。
会期
令和7年10月24日(金曜日)~令和7年12月14日(日曜日)
会期中休園日
令和7年
10月27日(月曜日)
11月4日(火曜日)・10日(月曜日)・17日(月曜日)・25日(火曜日)
12月1日(月曜日)・8日(月曜日)
会場
高崎市染料植物園 染色工芸館
開館時間
午前9時~午後4時30分(最終入館は午後4時)
入館料
一般200円(160円)、大高生150円(120円)
- ( )内は20名以上の団体割引料金
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および、その付き添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下の児童生徒は無料になります。
- 群馬県民の日の10月28日(火曜日)は無料です。



