ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

大鶴巻古墳

ページID:0005056 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 国指定

上空から見た大鶴巻古墳の画像
上空から見た大鶴巻古墳

横から見た大鶴巻古墳の画像
横から見た大鶴巻古墳

大鶴巻古墳は墳丘全長123メートルの前方後円墳です。前方部は長さ51メートル、高さ6.5メートル、後円部は直径72メートル、高さ10.5メートルの規模があります。後円部に比べて前方部が小さく、浅間山古墳を3分の2に縮小した形であることが指摘されています。2段築成と考えられていますが、後円部は3段築成の可能性もあります。墳丘のまわりには、平面が盾形をした周堀があります。墳丘の形や採集された埴輪から、4世紀後半に造られたと考えられています。

大鶴巻古墳に接して小鶴巻古墳があります。墳丘全長が約87.5メートルで、大鶴巻古墳よりやや小型です。浅間山古墳の2分の1であると指摘されています。後円部墳頂では、凝灰岩製のくりぬき式石棺が確認されていることから、5世紀後半頃に造られたと推定されています。

文化財情報

  • 指定種別:国指定史跡
  • 名称:大鶴巻古墳(おおつるまきこふん)
  • 指定年月日:昭和2年4月8日
  • 所在地:高崎市倉賀野町 地図(地図情報システム)<外部リンク>