ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 健康・福祉 > 衛生 > ペット > 主な動物由来の感染症の一覧

本文

主な動物由来の感染症の一覧

ページID:0004214 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示
一覧
感染症名 主な動物 主な感染経路 人の主な症状 予防法
狂犬病 犬、ねこ、キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ等の野生動物 感染した動物に咬まれる 風邪のような症状から始まり、やがて興奮・麻痺・恐水症のような神経症状を起こす/発症すると100%死亡する 犬にワクチンを接種する/特に海外の流行地では、むやみに犬や野生動物等に触れない
パスツレラ症 犬、ねこ 咬まれる/ひっかかれる/菌を鼻や口から吸い込む 傷口付近が激しく痛み、赤く腫れて化膿する/呼吸器症状 犬やねこにさわったら、よく手洗いとうがいをする
レプトスピラ症 犬、ねずみ ねずみや犬の尿/尿に汚染された水や土 発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛から始まり、重症の場合は黄疸や腎臓の障害などがみられる 犬にワクチンを接種する/ねずみの生息する場所を避ける
Q熱 ねこ、野生動物、家畜 ふん・尿中の病原体を口や鼻から吸い込む/ダニに刺される 軽度の呼吸器症状/急性型では、発熱・頭痛・筋肉痛等/慢性型では、肝炎や心内膜炎 ダニに刺されないようにする(長袖の衣類、虫よけ剤)
サルモネラ症 ハ虫類(カメ)、犬、ねこ等 動物にさわった後に、手から口を経て感染する 胃腸炎/小児や高齢者で重症化することがある 動物(特にミドリガメ)をさわった後は、石けんを使ってよく手を洗う/動物を飼育している水は、台所等で交換しない
ねこひっかき病 ねこ 咬まれる/ひっかかれる 発熱、リンパ節の腫れ 咬まれたりひっかかれたりしないようにする
オウム病 鳥類 病原体が付着した羽毛やふん等を口や鼻から吸い込む 発熱、咳、痰、頭痛、筋肉痛 羽やふんが残らないように清潔にする/鳥にさわった後は、よく手洗いとうがいをする/口移しでエサをやらない
エキノコックス症 キツネ(北海道のキタキツネ)、犬、ねずみ ふんに汚染された手や食べ物、水から口を経て感染する 肝機能障害 キタキツネとの接触を避ける/沢や川の水は煮沸して飲む/山菜等はよく洗って食べる
トキソプラズマ症 ねこ、豚 ねこのふん中の病原体や加熱不十分な豚肉から口を経て感染する リンパ節腫大や肺炎等/妊娠中に初めて感染すると、流産・死産や胎児の障害 ねことの接し方に注意する/豚肉はよく加熱して食べる
トキソカラ症(回虫幼虫移行症) 犬、ねこ ふん中の病原体から口を経て感染する 幼児で発生が多く、寄生する部位によってさまざまな症状を呈する ペットの駆虫を行う/犬やねこにさわったり、砂場等で遊んだりした後は、よく手を洗う