ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政 > 広報 > 記者発表 > 平成25年12月定例記者会見

本文

平成25年12月定例記者会見

ページID:0006070 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

日時:平成25年12月5日(木曜日)午前11時から
会場:市役所6階市民対話室
案件:1件

動物愛護センターの機能強化について

動物愛護センターの機能強化について

1.動物愛護センターの概要について

同センターは、平成23年4月1日に本市が中核市に移行したことに伴って、群馬県から保健所機能が移管され「動物の愛護及び管理に関する法律」に係る業務の拠点施設として、乗附町にある清掃管理事務所の敷地内に設置しました。

2.同センターの活動実績について

運営の基本方針として、『殺処分ゼロを目指す』を掲げ、終生飼養を呼びかけ、安易な引き取りに応じないと共に、収容した犬や猫について、NPO法人「群馬わんにゃんネットワーク」などのボランティアの協力を得て、新たな飼い主に一頭でも多く譲渡し、「人間の都合で命を絶たれる犬や猫」を減らすことで、殺処分率を下げる取り組みを進めています。

この結果、群馬県が所管していた平成22年度の殺処分率は94.7%でしたが、本市に権限委譲された平成23年度には、190頭の犬や猫と新たな飼い主との出会いを実現することで、殺処分率を35.4%まで大幅に下げることができました。さらに、平成24年度では、208頭を譲渡して、その率を29.5%までとして、今年度も引き続きボランティアとの協働で、『殺処分ゼロを目指す』に取り組んでいます。

3.同センターの機能拡充について

殺処分率の低減には、本市の譲渡事業に加え、NPO法人がボランティアとして毎日曜日に同センターで開催する譲渡会が大きく貢献しています。

ところが、この譲渡会で使用する事務スペースに面したロビーは手狭なため、来場者が多い日には、たいへんに混雑するなどの不都合がありました。

そこで、同センターの事務室を隣接する清掃管理事務所の一室を活用して移転し、従前の事務スペースを譲渡会で使用できるよう改修します。

これによって、収容された犬とガラス越しに対面できる構造になっているロビーの混雑を緩和して、新たなパートナーとのふれあいの場にふさわしい空間を生み出します。また、譲渡した犬や猫が幸せな生涯を送れるかを確認する譲渡希望者とボランティアとの面談の場として利用するなどで、同センターの機能の拡充を図ります。

4.マスコット・キャラクターの募集について

同センターは、大きな清掃管理事務所の建物に埋没し、その所在が分かりにくいという市民の声が多く寄せられていました。

そこで、このリニューアルに合わせて、同センターへの目当てとすると共に、市民と犬や猫の新たな出会いの場を演出するため、犬と猫のマスコット・キャラクターを施設の壁面に掲出します。

このマスコット・キャラクターのデザイン原画については、まず地元から同センターの業務をより理解してもらうため、近接の4小・中学校(片岡・乗附・鼻高小学校、片岡中学校)の児童、生徒から募集します。なお、マスコット・キャラクターは、最優秀賞作品(犬猫各1点)をデザイン化して作成します。また、優秀賞(犬猫各3点)を選考し、表彰する予定です。

5.経費について

平成25年度の12月補正予算に4,400千円を計上しました。

問い合わせ

保健医療部 生活衛生課 動物愛護センター 電話:027-330-2323

ページの先頭に戻る