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ジカウイルス感染症について

ページID:0001551 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

中南米を中心に、ジカウイルス感染症が多数報告されています。

ジカウイルス感染症はデング熱及びチクングニア熱と同様に、蚊を媒介して感染します。海外の流行地において、蚊に刺されてから数日後に、症状が現れた場合には医療機関を受診してください。

海外の流行地へ出かける際には、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。

また、妊娠中にジカウイルスに感染すると、出生児や胎児に小頭症などの先天異常を引き起こすことがあるので、妊婦及び妊娠の可能性のある方は、流行地への渡航は控えることが推奨されています。

ジカウイルス感染症の流行地域(厚生労働省)<外部リンク>

症状

軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛など(潜伏期間は2から7日といわれている)

感染経路

ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します(蚊媒介性)。

感染したヒトから他のヒトに直接感染するような病気ではありません。また、感染して全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付かないこともあります。

妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性が指摘されていますが、その感染のしくみや感染時期はわかっていません。

また、性行為により男性からパートナーへの感染が疑われている事例が報告されています。流行地から帰国した男女は、症状の有無にかかわらず、最低6ヶ月間(パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中)性行為の際にコンドームを使用するか、性行為を控えることが推奨されています。

予防

有効なワクチンはまだありません。
ジカ熱の流行地域で蚊に咬まれないことが最も重要です。

  • 長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きは避けるなど、皮膚の露出を少なくする。
  • 虫除け剤を使用する。

啓発ツール

※厚生労働省が作成したリーフレットです。

外部リンク

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