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平成28年度のお題

ページID:0006188 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

『ゆいぐさ』【3月1日号】

3月のお題は「ゆいぐさ」で、「言い草」を意味するおらほうの言葉です。
先輩の保育園児の娘さんと遊んだ時「○○ちゃん、大好き」と耳元でささやかれました。そのゆいぐさがかわいくて、思い出すだけで口元が緩みます。

  • いつだって ゆいぐさだけは 一人前
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • 朝寝坊 そのゆいぐさが 憎めない
    (新町 新井 豊作)
  • ゆいぐさを 言い合う友も 居なくなり
    (上佐野町 小山 英雄)
  • ゆいぐさに 後悔すれど 時遅し
    (八幡町 須田 美千代)
  • おいとまの ゆいぐさに出る 子のしつけ
    (阿久津町 山口 光明)
  • 同じでも 孫のゆいぐさ 愛らしい
    (檜物町 三木 たみを)
  • 幼子の ゆいぐさまるで お母さん
    (井野町 引田 敦子)

(敬称略)

お便り紹介

「はぁ行くべ 私のゆいぐさ 真似る孫」千葉に嫁いだ娘には、小学4年生になる女の子がいます。私の群馬弁をまねて喜んでいる孫には「いっぺぇ教えてやるから群馬にお嫁に来な」と言っています(箕郷町下芝の笠原 正子さん)。

『乗っける』【2月1日号】

2月のお題は「乗っける」で、「乗せる」を意味するおらほうの言葉です。

  • 神棚に だるま乗っけて 初祈願
    (小八木町 吉田 斗み江)
  • 新春に 二段乗っける 餅と腹
    (本郷町 角田 サカ江)
  • 里帰り 雪を乗っけて Uターン
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • ひざの孫 乗っけたおしりの 心地良さ
    (阿久津町 山口 光明)
  • 網棚に 乗っけた荷物 つい忘れ
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • いつからか 孫の車に 乗っけられ
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • バレンタイン 愛を乗っけて チョコ渡す
    (下斉田町 原田 タミ子)

(敬称略)

お便り紹介

「うぅ重い 乗っける足に つぶやく夜」隣で一緒に寝る小学1年生の娘は、私のお腹に足を乗せてくることが多いです。その重さから成長を感じつつ、そっと足を元の位置に戻す夜を詠んでみました(上里見町の石原 潤さん)。
足を乗っけてくる娘さんと直すお父さんの姿を想像すると、うんとほほ笑ましいですね。

『ふけぇ』【1月1日号】

1月のお題は「ふけぇ」で、「深い」を意味するおらほうの言葉です。
家族や友人との絆、恋人への愛を読んだ句が多く寄せられました。今年もおらほうの言葉へのふけぇ愛の詰まった皆さんの投句をお待ちしています。

  • 三碑には ふけぇ歴史の 泉あり
    (吉井町矢田 福澤 三男)
  • ふけぇシワ 勲章ものだと 誉めたたえ
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • また外れ ふけぇ溜め息 宝クジ
    (保渡田町 原沢 進一)
  • 返納し 愛着ふけぇ 車出し
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • 皺の顔 味わいふけぇと 世辞言われ
    (井野町 引田 敦子)
  • 奥がふけぇ 親のひと言 今生きる
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 上州人 情けはふけぇし 義理がてぇ
    (倉賀野町 田村 佐和子)

(敬称略)

お便り紹介

「ふけぇ樽 沢庵つけし 大家族」86歳の私が小さい頃、農家でしたので大根を沢山漬けて母親がごはんのおかずに食べさせてくれました(箕郷町矢原の萩原 芳江さん)

『からっきし』【12月1日号】

12月のお題「からっきし」で、「全然」を意味するおらほうの言葉です。
川柳は毎回たくさんの投句があります。
「からっきしダメだ、載らァしねぇなあ」と諦めずにチャレンジしてください。今年最後の応募待っていますよ。

  • 宝くじ 夢みて買うも からっきし
    (並榎町 追川 光家)
  • 仕舞込み 場所からっきし 記憶にない
    (下豊岡町 岡田 賢六)
  • 書道展 からっきし読めぬ もどかしさ
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 「おらほう」に 投稿するも からっきし
    (上大類町 丸茂 博)
  • からっきし 飲めねぇ友に 白湯を注ぎ
    (新町 新井 豊作)
  • 口げんか からっきし妻に 勝ち目ねえェ
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • 老いふたり からっきし会話 噛み合わず
    (倉賀野町 金子 洋子)

(敬称略)

お便り紹介

「からっかぜ 自転車からっきし すすまねえ」自転車通学だった頃、堤防の上で立ちこぎしても進まず、倒れそうになり、自転車を押して歩いたこともあります。懐かしいですが、大変な思い出です(阿久津町の横山 裕子さん)

『はええ』【11月1日号】

11月のお題「はええ」は、「速い、早い」を表すおらほうの言葉です。
この間まで「あっちィ」とうちわであおいでいたのに、今は朝晩の涼しさに「さみィ」と言っています。季節の流れははええなァ。

  • 十月目の ひ孫はええな 歩きだす
    (箕郷町矢原 萩原 芳江)
  • 運動会 はええ子おせえ子 懸命だ
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • 機械化で 田植え稲刈り はええこと
    (上室田町 萩原 今朝吉)
  • 腹時計 定刻よりも ちとはええ
    (下豊岡町 岡田 直江)
  • まだはええ 秋の夜長の はしご酒
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • はええこと 噂あちこち 飛び回り
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 歳とると 一年たつのが はええこと
    (吉井町吉井川 小林 道雄)

(敬称略)

お便り紹介

「夏の孫 はええ伸びる背 縮む爺」この夏2人の孫の身長が急に伸びてびっくりしました。私の身長は縮むばかりです。孫にはどんどん大きく育ってほしいと思います(箕郷町上芝の関口 春道さん)

『~りゃあ』【10月1日号】

10月のお題「~りゃあ」は、「~れば」を表すおらほうの言葉です。
「このお題は私に詠ませりゃあ、右に出る者はいねぇよ」という珠玉の一句をお待ちしています。

  • 居れば邪魔 出りゃあなにかと 心配に
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 食生活 テレビを見りゃあ またも変え
    (山名町 石井 歌子)
  • けんかすりゃあ 晩のおかずが 一つ減り
    (江木町 茂木 暘子)
  • 家仕事 ヘマすりゃあみんな 俺のせい
    (行力町 経田 一方)
  • 口げんか 一歩ゆずりゃあ 仲直り
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 川柳で 頭ひねりゃあ ボケ防止
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • 降り過ぎりゃあ 恵の雨も 凶となり
    (山名町 上原 正雄)

(敬称略)

お便り紹介

「台風も それてくれりゃあ ほっとする」発生した台風の進路が気になってそれてくれれば安堵です(並榎町の追川 和夫さん)

『とっく』【9月1日号】

9月のお題「とっく」は、「ずっと前、以前」を表すおらほうの言葉です。
応募作品に標準語の「とっくに」を使用した句が多くありました。皆さん、お題の言葉を使って、川柳を読んでくださいね。

  • 同窓会 とっくの話に 花が咲く
    (上佐野町 小山 英雄)
  • 思い出す とっくの昔の 初恋を
    (下小塙町 高畑 公代)
  • 「酒やめる」 耳にしたのは は〜とっく
    (石原町 鈴木 清美)
  • 口げんか とっくの話し 持ち出され
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • その話 とっくの事だと にが笑い
    (台新田町 三木 博子)
  • 老夫婦 とっくの事は おぼえてる
    (小八木町 吉田 斗み江)
  • あれそれの 会話増えたの とっくだよ
    (倉賀野町 高田 敬子)

(敬称略)

お便り紹介

「朝寝坊 目覚まし鳴ったの とっくだよ」朝は眠くてなかなか起きられず、目覚ましが鳴っても止めてまた眠ってしまうこともありました(下豊岡町の岡田 直江さん)

『すっぺえ』【8月1日号】

8月のお題「すっぺえ」は、「すっぱい」を表すおらほうの言葉です。
今回は梅を使った川柳が多く寄せられました。読んでいるだけですっぺえ気分になりました。

  • 甘ずっぺえ 思いを胸に 同窓会
    (下豊岡町 岡田 直江)
  • ばあちゃんが 漬けたすっぺえ 梅が好き
    (上大類町 新井 京子)
  • 熱中症 予防の梅は すっぺえな~
    (山名町 黒澤 輝美)
  • 負けないよ すっぺえ梅で 夏にかつ
    (山名町 池田 文恵)
  • 野良仕事 すっぺえシャツ脱ぎ 缶ビール
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • すっぺえな わが家のミカン はやもぎり
    (上豊岡町 目黒 愛子)
  • すっぺえな 夏場は注意 食中毒
    (行力町 経田 一方)

(敬称略)

お便り紹介

「酷暑です すっぺえ梅食べ 元気です」都会の友人に手作りの梅干しを毎年送って喜ばれています(貝沢町の大塚 節子さん)

『おった(おっこった)』【7月1日号】

7月のお題「おった(おっこった)」は、「落ちた」を表すおらほうの言葉です。
最近の川柳は平均200句の応募があります。掲載におった人もめげずに、何度も応募してください。お待ちしています。

  • 鳥になり 飛んだ夢見て おっこった
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 妻怖い おった茶碗に 接着剤
    (新町 新井 豊作)
  • おっこった 雛に頬ずり 親ツバメ
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • おてんばが 木登りしては おっこった
    (萩原町 土田 千恵子)
  • 梅林の 梅もおったで 初夏だより
    (行力町 経田 一方)
  • おった梅 とろとろ煮詰め 梅ジャムに
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • ながばなし あっという間に 陽がおった
    (倉賀野町 高田 敬子)

(敬称略)

お便り紹介

「何回も 予選でおったよ のど自慢」地元に来るたびに挑戦していますが、なかなかうまくいかず残念です(並榎町の追川 光家さん)

『えれえ』【6月1日号】

6月のお題「えれえ」は、「大変、とても」を表すおらほうの言葉です。

  • 窓口で えれえお手柄 詐欺防止
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • えれえこと 鍋は真っ黒 おかず無し
    (山名町 黒澤 輝美)
  • 今朝もまた えれえ早くに 野良仕事
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • ひまわりの えれえでっけえ 花が咲き
    (中居町 高田 淑子)
  • 嘘がばれ おやじにえれえ どやされた
    (上大類町 新井 宏)
  • 何なくも えれえ幸せ 妻がいる
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 孫十八 記念樹の花 えれえ咲き
    (山名町 石井 歌子)

(敬称略)

お便り紹介

「榛名路を 競うチャリンコ えれえ数」ヒルクライムが地域と一体、伝統的な行事になってきました。榛名路をいろんな型の自転車に乗った約7000人が競う光景はえれえもんだと感銘。黄色のウエアで応援するのも楽しみです(中室田町の清水 正幸さん)

『いっぺぇ』(その1)【5月1日号】

5月のお題「いっぺぇ」は、「たくさん、いっぱい」を表すおらほうの言葉です。
今月もいっぺぇ応募がありました。200を超える応募には埼玉県上里町や山梨県富士吉田市の人からも。

  • 新学期 友達いっぺぇ できたかな
    (上大類町 新井 京子)
  • その話 いっぺぇ聞いたと 孫笑い
    (山名町 石井 歌子)
  • 花見酒 いっぺぇ飲んで 千鳥足
    (下斉田町 原田 タミ子)
  • 腹いっぺぇ 言いつつ箸が 口へゆく
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • およばれで 遠慮できずに 腹いっぺぇ
    (上中居町 吉井 利之)
  • 魚より 釣り人いっぺぇ 解禁日
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • あの人で 頭がいっぺぇ 胸いっぺぇ
    (埼玉県上里町 小田川 智美)

(敬称略)

お便り紹介

「里帰り いっぺぇ食べたよ 母の味」大家族に嫁いだ娘、早朝から夜半まで働く毎日、里帰りしたときは足腰伸ばしゆっくりしたと話を聞きました(八幡原町の原田 晴弥さん)

『いまさっき』【4月1日号】

4月のお題「いまさっき」は、「直前・ちょっと前」を表すおらほうの言葉です。
おらほうの言葉のお題をいまさっき出したばかりだと思ったらもう次のお題を出すころに。時が過ぎるのを早く感じます。

  • いまさっき ニュースに出たんよ 高崎が
    (飯塚町 小野寺 アイ)
  • いまさっき 泣いたと思えば もう笑う
    (下滝町 天田 勝元)
  • いまさっき 立った歩いた 二歩三歩
    (上佐野町 小山 英雄)
  • いまさっき 聞いたと孫に また言われ
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • いまさっき 別れた孫に すぐメール
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • いまさっき 孫から電話 さくら咲く
    (八幡町 須田 美千代)
  • いまさっき まかれた種子を 鳩が食べ
    (新町 新井 豊作)

(敬称略)

お便り紹介

「いまさっき 掛けた眼鏡を また探す」眼鏡を掛けているのに探してしまいました。年を重ねるとこんなことになります(下豊岡町の岡田 直江さん)