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平成29年度のお題

ページID:0006221 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

『おめぇ』【3月1日号】

3月のお題「おめぇ」で、「あなた」を意味するおらほうの言葉です。

  • 老いて尚 いつも明るい おめぇさん
    (八幡原町 松本 かね子)
  • あの頃は おれもおめぇも 美少年
    (貝沢町 西野 進一)
  • 名を忘れ おめぇで通す 同窓会
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • 雪搔きに おめぇと俺で 道を開け
    (新町 新井 豊作)
  • 鬼役は 節分俺で 普段おめぇ
    (上里見町 石原 潤)
  • オレ流も なぜかおめぇの 味になる
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 馬が合う おめぇに惚れて 五十年
    (和田多中町 黒澤 繁)

(敬称略)

お便り紹介

「老いて来た おめぇと我を 重ね見る」趣味の仲間が集まると年を感じる話が多くなり慰め合っています。(下豊岡町の岡田 直江さん)
標準語で「おまえ」と言われると、怒られてるみてぇだけど「おめぇ」だと、長年連れ添ってきた大切な人や、仲のいい友人を呼ぶ言葉に聞こえるんね。いくつになっても、ちっとんばいでも、そんな人が身近にいてくれりゃあいいんね。

『〜んさ』(その1)【2月1日号】

2月のお題「〜んさ」で、「〜なんだ、〜なんだよ」を意味するおらほうの言葉です。
今回の投句数は約150句と、いつもよりも少なめ。よく使うんだけど、句にするのが難しいんさ、なんて声も多かったです。

  • だるま市 凛凛しい顔を 買ったんさ
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • 家内なら あれこれそれで 判るんさ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • おだててりゃあ 機嫌いいんさ うちのひと
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • カワイんさ ひ孫の写真 どれ見ても
    (新保町 小嶋 京子)
  • 五・七・五 指折り曲げて 作るんさ
    (江木町 茂木 暘子)
  • お正月 締めくくったんさ どんど焼き
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 怖いんさ 正月明けの 体重計
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)

(敬称略)

お便り紹介

「母と子で 戌年なんさ 福笑い」血液型も同じで性格もどことなく似ている小5の息子。甘えんぼうです。(東貝沢町3丁目の茂木 美絵さん)
正月も明けたんに、餅べぇ食べてたら、友達に「おめぇはいまちっと痩せりゃあいい女なのによ」って言われたんさ。まーず失礼しちゃうんね。

『おせぇる』【1月1日号】

1月のお題「おせぇる」で、「教える」を意味するおらほうの言葉です。

  • ドヤ顔で 孫におせぇる コマ回し
    (新保町 小嶋 直美)
  • おせぇてる つもりが孫に 教えられ
    (貝沢町 西野 進一)
  • どう書けば ここに載れるか おせぇてよ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • おにぎりが そっとおせぇる 妻の留守
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • あの山の キノコの出るとこ おせぇねぇ
    (筑縄町 山田 誠)
  • おらほうを おせぇる祖母の 嬉し顔
    (箕郷町上芝 関口 春道)
  • 空っ風 自然がおせぇる 春近し
    (江木町 茂木 富男)

(敬称略)

お便り紹介

「お雑煮は おせぇてもらった 母の味」我が家のお雑煮は、母におせぇてもらったもので、50年作り続けています。息子のお嫁さんにもおせぇてあげました(下之城町の菊池 弘美さん)
昨年はいろんな人におらほうを送ってもらって、まーずうれしかったんさ。今年もいっぺぇ送ってくんない。お題やエピソードも待ってるんさね。

『ええかんぺ』【12月1日号】

12月のお題「ええかんぺ」で、「いい加減」を意味するおらほうの言葉です。

  • ええかんぺ ストレス溜めぬ 処方箋
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • ええかんぺ だけどうんまい 母の味
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • ええかんぺに 切ったケーキに 子の視線
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 耳遠き 母の返事は ええかんぺ
    (上並榎町 相沢 正人)
  • ええかんぺ たった五分の 化粧法
    (倉賀野町 藤田 エミ子)
  • ええかんぺ それが一番 いいかもね
    (剣崎町 剣持 利江)
  • 今日もまた ええかんぺに生き 日が暮れる
    (山名町 石井 歌子)

(敬称略)

お便り紹介

知り合いの女性に「細くなったね」と言ったら「あらほんと ええかんぺでも うれしいわ」と、川柳のお題で返された。川柳おらほうの言葉は人間関係を滑らかにする(吉井町吉井川の古井戸 寿郎さん)
おらほうの言葉、あんげぇいろんな人が見てくれてるんねぇ。友達や家族同士でおせぇあって、まっとたくさん送ってくんない。

『ばんたび』【11月1日号】

11月のお題「ばんたび」で、「毎回、いつも」を意味するおらほうの言葉です。
「ばんたびケンカすんだから」「酔うとばんたび終電逃すなあ」などと使います。

  • スマホ持つ ばんたび迷い 孫を呼ぶ
    (吉井町黒熊 三木 京子)
  • 初生りを ばんたび鳥に 先越され
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • こんどこそ ばんたびハズレ 宝くじ
    (貝沢町 西野 進一)
  • 目分量 なのにばんたび いい味に
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 妻ランチ ばんたび一人 カップ麺
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 今度こそ ばんたび思う ダイエット
    (倉賀野町 木闇 裕正)
  • 「おらほう」で ばんたびボツは おらのほう
    (箕郷町上芝 関口 春道)

(敬称略)

お便り紹介

「観てますか ばんたび応募 約束ね」友達と約束をして毎回おらほうの言葉に出そうと努力して来たけど何か月か休んでしまったのでまた頑張って出そうと思っています(並榎町の追川 光家さん)
今回は184句の応募がありました。ばんたび応募してくれる人もいて、まーずうれしく思いながら読んでるんさ。こりゃあええかんぺなことはできねぇな。

『あるって』【10月1日号】

10月のお題「あるって」で、「歩いて」を意味するおらほうの言葉です。
毎日あるってる人も多いようですが、夜や早朝は反射材などを着用してくださいね。

  • 初孫の 「あるった」あれから 十五年
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • 朝と夕 あるって見入る 稲の出来
    (中室田町 清水 正幸)
  • 息が切れ あるってゴール 初マラソン
    (和田多中町 黒澤 繁)
  • 思い出す 三歩あるって また忘れ
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 終バスを 逃がしあるって 足が棒
    (日光町 田中 友)
  • もう少し あるってみるか 夫婦道
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • みなみてよ ひ孫あるった 記念の日
    (檜物町 三木 たみを)

(敬称略)

お便り紹介

「飲んだあと 家まであるって 筋肉痛」飲みすぎた翌日、二日酔いだけでなく筋肉痛までなってさんざんでした(下和田町の松本 礼子さん)
ほろ酔いだと、普段はおっくうな距離も、あるってけえれちゃうんだよな。ばんたび筋肉痛になるから、ちったぁ運動しねぇとな。

『おっかねぇ』(その1)【9月1日号】

9月のお題「おっかねぇ」で、「恐ろしい」を意味するおらほうの言葉です。

  • おっかねぇ おれおれ詐欺が 狙ってる
    (山名町 上原 正雄)
  • おっかねぇ 歩きスマホの おねぇちゃん
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 怒るより 黙って三日 おっかねぇ
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • おっかねぇ 隠れ肥満の 血糖値
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • おっかねぇ 生態乱す 外来種
    (新町 新井 豊作)
  • おっかねぇ お化け屋敷で 腰抜かし
    (八幡町 須田 美千代)
  • 初応募 載るまで待つの おっかねぇ
    (下佐野町 工藤 梢)

(敬称略)

お便り紹介

「草むしり ハチが飛び出す おっかねぇ」草の蔓つるを引っ張ったら木の枝に丸いハチの巣があり、おっかねぇ思いをしました(倉賀野町の堰塚 みや子さん)
おらぁちはまっさか山ん中でさ、あるってどっか行くときは、ハチとかクマ、イノシシなんかにきぃつけねぇとおっかねぇんさ。

『冷やっけぇ』【8月1日号】

8月のお題「冷やっけぇ」で、「冷たい」を意味するおらほうの言葉です。
皆さん思い思いの冷やっけぇもんであっちぃ夏を乗り越えているようですね。

  • 冷やっけぇ 流しソーメン そそる食
    (新町 新井 豊作)
  • 俺ごろ寝 妻の視線が 冷やっけぇ
    (下豊岡町 岡田 賢六)
  • 猛暑日の スーパーの中 冷やっけぇ
    (中尾町 深沢 アヤ子)
  • 冷やっけぇ 沢に足入れ ひと涼み
    (新町 田中 明良)
  • 冷やっけぇ ビールがよぎる 午後三時
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 冷やっけぇ 西瓜で我が家 暑気払い
    (飯塚町 中村 豊雄)
  • 気のせいか 風鈴の音も 冷やっけぇ
    (行力町 経田 一方)

(敬称略)

お便り紹介

「木漏れ日の 風切る山道 冷やっけぇ」毎日暑い日が続き涼しさを求めて山へ行き、大木の下の冷やっけぇ風がとても気持ち良かったです(下豊岡町の岡田 直江さん)
なんだか風が急に冷やっけぇ、なんて思っていたら、ピカッゴロゴロ・・・。この時期の雷はまっさかおっかねぇなぁ。

『ばい』(その2)【7月1日号】

7月のお題「ばい」で、「~ばかり」を意味するおらほうの言葉です。
今回は常連さんばいでなく、小学生からの投句も。わけぇしからの投稿は、てんでうれしいですね。

  • 雨ばいで 青空恋しい 梅雨の入り
    (飯塚町 中村 豊雄)
  • プロポーズ 酒ばい飲んで 切り出せず
    (八幡町 須田 美千代)
  • 悪さばい してたあの子も 人の親
    (貝沢町 西野 進一)
  • ビールばい 飲んでぽっこり 腹メタボ
    (和田多中町 黒澤 繁)
  • 捨てられず 着ない服ばい 場所を取り
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 誰かさん ダダばいこねる 甘えん坊
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 宿題は 漢字ばいでる こりゃ大変
    (中川小4年 小松 美羽)

(敬称略)

お便り紹介

「日曜日 寝てばい休みが あらバイバイ」日曜日よし朝寝できると思っても、その後の時間が短くなるのでどちらにしようか自然に任せます(下豊岡町の岡田 陽子さん)
休日は部屋でゴロゴロしたいですが、室内でも熱中症には要注意。冷やっけぇ物で水分を取ってくださいね。

『いまちっと』【6月1日号】

6月のお題「いまちっと」で、「もう少し、もうちょっと」を意味するおらほうの言葉です。
今回のお題は、いまちっとで200句でした。惜しかったですね。

  • いまちっと 夢の続きを 見たい朝
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • いまちっと 待てばうれしい 初孫に
    (和田多中町 島田 八重子)
  • いまちっと 話して行きない あがんない
    (上佐野町 小山 英雄)
  • いまちっと 背丈があれば 別の道
    (新町 新井 豊作)
  • 物忘れ 思い出すまで いまちっと
    (下小塙町 高畑 公代)
  • いまちっと 免許返還(けぇすの) 延ばしたい
    (吉井町吉井川 小林 道雄)
  • いまちっと 飲んで飲まれて 千鳥足
    (下豊岡町 岡田 賢六)

(敬称略)

お便り紹介

「野良弁当 いまちっと待って 倍うめえ」田んぼ仕事も手ばってしまい、少しおそめの野良弁当。ほんとうにうめえんだよ(大八木町の静 幸代さん)
働いた後のご飯、おいしいですよね。でも食べてばいだと、おっかなくて体重計に乗れません。

『ぶっつく』【5月1日号】

5月のお題「ぶっつく」で、「ぶつかる、衝突する、当たる」を意味するおらほうの言葉です。
皆さん、日頃からいろいろなものにぶっついているようですね。

  • カラフルな 傘がぶっつく 新入生
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • われ先に 箸もぶっつく うまいもの
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • ぶっつけて 全部倒して ストライク
    (上佐野町 小山 英雄)
  • ぶっつけて 勝負を競う カーリング
    (新町 新井 豊作)
  • ぶっつくよ スマホいじりの ドライバー
    (金井渕町 小林 ナツ子)
  • あちこちに ぶっつき帰る 千鳥足
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • ぶっつけば 絆深まる 嫁姑
    (倉賀野町 田村 佐和子)

(敬称略)

お便り紹介

「ぶっつけた 指の痛さに 飛びあがり」そそらっかしいのであちこちぶっつけていますが足の指が一番痛いかな(貝沢町の大塚 節子さん)
私もよく足の指をぶっつけます。そのたびにいまちっと周りを注意して歩こうと思っています。

『あったけぇ』【4月1日号】

4月のお題「あったけぇ」で、「暖かい、温かい」を意味するおらほうの言葉です。
人やモノの温もり、春に向け暖かくなる季節の移ろいを読んだ句が多く寄せられました。毎回おらほうの言葉に対する皆さんのあったけぇ思いを感じています。ありがとうございます。このあったけぇ雰囲気を大切にしたいと、広報紙の写真の素材も折り紙や紙コップなどで作っています。今回は市の鳥・ウグイスです。

  • あったけぇ 湯たんぽ知らねぇ 現代っ子
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • あったけぇ 布団が誘う あと5分
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • あったけぇ コートは値段も 「あっ、高ぇ」
    (上里見町 石原 潤)
  • 和やかな 家族の笑顔 あったけぇ
    (上室田町 萩原 今朝吉)
  • ひさしぶり お国なまりが あったけぇ
    (行力町 経田 一方)
  • あったけぇ 言葉ににじむ お人柄
    (檜物町 三木 たみを)
  • あったけぇ 梅もほころび 春告げる
    (倉賀野町 高田 敬子)

(敬称略)