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令和2年度のお題

ページID:0006642 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

『よじける』【3月1日号】

3月のお題は「よじける」で「よろける、よろめく」を意味するおらほうの言葉です。
今回の投句は210句と多め。自然に使うからおらほうの言葉とは思っていなかったっていう人もいたんね。

  • 餅背負い 孫はよじけて 一歩二歩
    (吉井町中島 森 和子)
  • 一年生 よじけて背負う ランドセル
    (山名町 石井 歌子)
  • よじけつつ やっと立ったら 用忘れ
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • まだいける よじけながらの もう一杯
    (筑縄町 山田 誠)
  • 片足じゃ よじけて靴下 もう履けず
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 年重ね 時々よじけ 壁ドンす
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • よじければ 手を差し延べる 家族あり
    (上並榎町 川嶋 尚武)

(敬称略)

お便り紹介

「よじけてる 父の背中は 明日の俺」若い頃に父と飲みに行ったとき、後ろ姿に未来の自分を重ね合わせた思い出があります(中泉町の横山博之さん)

『みたく』【2月1日号】

2月のお題は「みたく」で「みたいに」を意味するおらほうの言葉です。

  • 餅みたく ダダこね膨れ ねだる孫
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • もくもくと 綿菓子みたく 浮かぶ雲
    (吉井町片山 広田 悦子)
  • 榛名山 富士山みたく 聳え立つ
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 本みたく 頼んだカット こりゃ河童
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • クラス会 あの頃みたく 大はしゃぎ
    (筑縄町 山田 誠)
  • 牛みたく のっそり歩く 老い二人
    (上小鳥町 白石 廣志)
  • 父みたく 健康長寿 目指す今
    (山名町 荻原 榮一)

(敬称略)

お便り紹介

「コタツから 頭だけ出す カメみたく」コロナ禍と寒さでこもりがちに。エイッとかけ声をかけて動き出します。自由に動ける明るい春よ来い(箕郷町下芝の上原つる代さん)
こたつに入ると、あったかくてなかなか出られないんさ。いどころ寝して風邪ひかないようにしてくんない。

『なぜる』【1月1日号】

1月のお題は「なぜる」で「なでる」を意味するおらほうの言葉です。

  • 明るいと 爺の頭を 孫なぜる
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 孫の足 なぜて痛いの とんでゆけ
    (行力町 経田 一方)
  • 足腰を なぜる姿を 見せぬ母
    (上中居町 平野 道子)
  • 嫁ぐ日に 柱の傷を なぜる父
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 亡き母に 夢の世界で なぜられる
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • 膝なぜて 明日の天気を 予想する
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • 初ホーマー 仲間総出で 頭なぜ
    (飯塚町 中村 豊雄)

(敬称略)

お便り紹介

「あんこもち 丸めてなぜて 年の暮れ」父母が元気でいたころ、年末になると餅をつき、100個くらいあんぴん餅を作り配っていました(倉賀野町の堰塚みや子さん)
私は、祖父の家でみんなでついて食べるお餅が大好きだったんさ。たくさん作って余った分は、お正月過ぎても大事に食べてたんよ。

『どっくむ』【12月1日号】

12月のお題は「どっくむ」で「飲み込む」を意味するおらほうの言葉です。

  • 味噌汁を どっくむ度に 母の顔
    (吉井町片山 広田 悦子)
  • 0一つ 多い指輪に 息どっくむ
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • 赤ちゃんの どっくむ喉の 忙しなさ
    (新町 新井 豊作)
  • 子をしかる 言葉どっくみ 我慢する
    (上小塙町 山田 みゆき)
  • どっくめねえ クスリと妻の お説教
    (中泉町 横山 博之)
  • にらまれて そっとどっくむ もう一杯
    (筑縄町 山田 誠)
  • 緊張を どっくむ孫の 発表会
    (中居町2丁目 佐藤 正裕)

(敬称略)

お便り紹介

「その一言 ぐっとどっくみ いい夫婦」還暦を過ぎた今、けんかになりそうな一言は言わないようになりました。面倒になってきたといいましょうか・・・(大八木町の櫻井益代さん)
家族や友達に、つい余計なことを言ってしまって後悔することがあるんよ。時にはどっくむことも思いやりなんさね。

『しこう』【11月1日号】

11月のお題は「しこう」で「身なり、身支度」を意味するおらほうの言葉です。

  • カカシさん おしゃれなしこうで うらやまし
    (柴崎町 鳥羽 琴永)
  • 良いしこう 免許更新 若作り
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 年ごろね しこうするのに 一時間
    (町屋町 桜井 覚)
  • いつもより 洒落たしこうで 女子会に
    (倉賀野町 藤田 エミ子)
  • しこうして 心おどらせ 街歩く
    (元島名町 佐藤 幸次郎)
  • しこうして 孫の来るのを 待つ二人
    (山名町 石井 歌子)
  • しこうして 孫より気どる 七五三
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)

(敬称略)

お便り紹介

「しこうした 妻の姿見 惚れなおす」普段は飾り気のない妻ですが、きちんと身支度すると若く見えますね(石原町の櫻井義政さん)
いつも一緒にいる身近な人でも、服装や化粧が変わると、今まで知らなかった一面に気付くもんだいね。
だんだん寒くなってきたんね。風邪ひかないように、あったけぇしこうしてくんない。

『いっちゃん』【10月1日号】

10月のお題は「いっちゃん」で「一番」を意味するおらほうの言葉です。
広報1日号が届くと、いっちゃんにおらほうを見てくれる人がいてうれしいんさ。

  • 長生きの 秘訣は気楽が いっちゃんよ
    (町屋町 櫻井 覚)
  • いっちゃんに この欄見るも 五連敗
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 腹時計 これがいっちゃん あてになる
    (下豊岡町 岡田 陽子)
  • お弁当 いっちゃん先に 玉子焼き
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 早食いの いっちゃんだけは 褒められぬ
    (新町 新井 豊作)
  • いっちゃんで とんでる孫に 目を細め
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 暮らすには いっちゃんいいよ 高崎市
    (筑縄町 山田 誠)

(敬称略)

お便り紹介

「出迎えの いっちゃん競う 孫と猫」この夏に、闘病していた猫が亡くなりました。家のあちこちに思い出があって、いっちゃんさみしい(箕郷町下芝の上原つる代さん)
何気ない日常の中に幸せがあるんだいね。思い出を大切に暮らしていきたいんさね。

『はいく』【9月1日号】

9月のお題は「はいく」で「早く」を意味するおらほうの言葉です。

  • 一刻も はいく立去れ 新コロナ
    (新保田中町 湯浅 由紀夫)
  • はいく見たい マスク外した 君の顔
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 二人だと はいく感じる 帰り道
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • いつ聞ける はいく聞きたい プロポーズ
    (行力町 経田 一方)
  • 「はいくしろ」 妻の化粧に クラクション
    (吉井町片山 広田 悦子)
  • はいく来て 婆の手をとる もみじの手
    (下斉田町 石原 重子)
  • アマビエに はいく終息 願う日々
    (倉賀野町 田村 佐和子)

(敬称略)

お便り紹介

「はいく行こ 入道雲と 追っかけっこ」この時季夕方散歩に出かけると、入道雲と追っかけっこになり、時には負けてぬれてしまいます(下豊岡町の岡田直江さん)
近くにでっけぇ入道雲を見っけると、雷が落っこちるんじゃねえかって慌てちゃうんさね。台風やゲリラ豪雨にも気ぃ付けてくんない。

『たらずめ』【8月1日号】

8月のお題は「たらずめ」で「不足分」を意味するおらほうの言葉です。
今回の投句は159句と少なめ。お題がちっと難しかったかね。けんど、くすっと笑ってしまう楽しい句ばいでうれしかったんよ。これからもどんどん送ってくんない。

  • ぼた餅の 餡のたらずめ 胡麻まぶし
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • 早弁し 昼はたらずめ 購買パン
    (下中居町 加藤 きみ子)
  • 二次会の たらずめそっと 上司出す
    (上中居町 平野 道子)
  • 帰宅して 土産たらずめ ネット買い
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • お腹出て ベルトたらずめ ゴムつなぎ
    (山名町 黒澤 輝美)
  • たらずめを そっとおぎなう お母さん
    (江木町 茂木 富男)
  • お互いの たらずめ補い おしどりに
    (上滝町 萩原 秀秋)

(敬称略)

お便り紹介

「たらずめは 出世払いと 息子言う」いつのことになるのか分かりませんが、信じて待つことにします(吉井町中島の森和子さん)

『おごっつぉー』【7月1日号】

7月のお題は「おごっつぉー」で「ごちそう」を意味するおらほうの言葉です。

  • 暫くは テイクアウトで おごっつぉー
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • おごっつぉー 子供に取っとく 親ごころ
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • あの頃は 白いご飯が おごっつぉー
    (山名町 荻原 榮一)
  • 空腹は 何を食べても おごっつぉー
    (町屋町 桜井 覚)
  • おごっつぉー 孫がレシピを ばばに聞く
    (柴崎町 佐藤 正)
  • 食べるより 笑顔が何より おごっつぉー
    (八幡原町 松本 かね子)
  • 田植え終え おごっつぉーだよ 塩むすび
    (上里見町 古嶋 忍)

(敬称略)

お便り紹介

「おごっつぉー おまえのつくる 何もかも」料理を研究していた亡き妻の創作料理がとてもおいしかった。ありがとうの一言です。(中泉町の横山博之さん)
私にとってのおごっつぉーは、母の作る肉じゃが。それを楽しみに頑張れるんさね。こんつぎは、おせぇてもらいながら一緒に作ってみようと思ってるんよ。

『けんど』【6月1日号】

6月のお題は「けんど」で「けれど」を意味するおらほうの言葉です。

  • 挨拶は したけんどさて 誰だっけ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • カーナビを 信じたけんど 行き止まり
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • うちの孫 ちっちぇけんど はしっけえ
    (上滝町 萩原 秀秋)
  • お下がりを 貰ったけんど 丈合わず
    (筑縄町 山田 誠)
  • 着ない服 けんどやっぱり 捨てられぬ
    (飯塚町 中村 豊雄)
  • 薄味の 料理だけんど 情は濃い
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 米寿前 けんど川柳 詠む楽し
    (江木町 茂木 暘子)

(敬称略)

お便り紹介

「孫の声 会いたいけんど デンワのみ」週一で孫から、お元気ですかと電話があります。体を気遣ってくれる優しさがうれしいです(倉賀野町の藤田エミ子さん)
会えなくても、大事な人の声が聞けるんはうれしいんさね。私もしばらく会ってない仲間とテレビ電話をして、まーず楽しかったんよ。

『まいんち』(その1)【5月1日号】

5月のお題は「まいんち」で「毎日」を意味するおらほうの言葉です。

  • おはよーと まいんち通る 元気な子
    (和田多中町 黒澤 繁)
  • 婆と爺 まいんち見たい 孫の顔
    (箕郷町上芝 関口 春道)
  • まいんちが 猫に遊ばれ 爺笑顔
    (井野町 引田 敦子)
  • 白髪ふえ まいんち鏡と にらめっこ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • 我が妻に まいんち一つ いいねする
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 寝る前に まいんち一句 俳句帳
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • まいんちの 笑顔に勝る 薬無し
    (下之城町 菊池 弘美)

(敬称略)

お便り紹介

「爺ちゃんに まいんち飛びつく でかい孫」孫が毎日、爺ちゃん大好きと言って飛びついています。二人でうれしそうに戯れ合っています(下豊岡町の岡田賢六さん)
まいんち何かを続けるのってえれぇことだいね。皆さんのあったけぇ「まいんち」をおせぇてもらって、うんと元気になったんよ。

『~だら』【4月1日号】

4月のお題は「〜だら」で「〜なら」を意味するおらほうの言葉です。

  • 寝てんだら そっとしておく ジジとネコ
    (箕郷町下芝 上原 つる代)
  • 酔ったふり それがダメだら 寝てるふり
    (筑縄町 山田 誠)
  • 寝るんだら 部屋で寝てよと 追い出され
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 献立の 文句言うんだら 母休業
    (下豊岡町 岡田 直江)
  • 一区切り 済ませたんだら 呑んべえよ
    (山名町 石井 歌子)
  • 呑むんだら 純米辛口 カウンター
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • お出かけも 孫くるんだら 後回し
    (倉賀野町 高田 喜久雄)

(敬称略)

お便り紹介

「旅の朝 起きられるんだら 平日も」旅の朝は眠くてもうれしくて起きられますが、いつもは家族に頼っているのでなかなか起きられません(下豊岡町の岡田陽子さん)
春はあったかくて気持ちがいいから、なかなか布団から出らんねんさね。寝坊して遅刻しないように気い付けてくんない。