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「国登録有形文化財 旧群南村役場庁舎-高崎市歴史民俗資料館のもう一つの顔-」

ページID:0001075 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

企画展概要

令和2年度第1回企画展「国登録有形文化財 旧群南村役場庁舎-高崎市歴史民俗資料館のもう一つの顔-」は、当館の本館建物が旧群南村役場庁舎を活用しており、昭和30年代に建てられた木造の役場庁舎の建築様式をよく残していることから、本年8月17日に国登録有形文化財(建造物)に登録されたことを記念して開催するものです。

旧群南村役場庁舎は、昭和31年に施行された「新市町村建設促進法」に基づき、全国的に推進された市町村合併の歴史を物語る建物で、昭和33年6月23日に建設されました。当時は、庁舎建築や学校建築が鉄筋コンクリート構造で建てられ始めた時期で、木造で建造された大型建造物は珍しかったようです。現在では、県内の木造の市町村庁舎のほとんどが解体撤去されており、建設から60年以上が経過しているにもかかわらず使用されている例はほかにはありません。

この建物は、間取、仕上げ等が建設当時のまま保存され、昭和30年代の地方における木造の役場庁舎建築の特徴をよく示しています。昭和40年9月1日に高崎市と合併後は、昭和43年に1階背面の一部に増築・間仕切変更工事を行い、昭和53年3月31日まで高崎市群南支所及び公民館として使用されました。さらに昭和53年10月1日に高崎市歴史民俗資料館となる際には、2階東側の2部屋を残し、木製からアルミサッシに替えられましたが、現在まで本格的な改修はされていません。

今回の企画展では、昭和30年代の建築様式の庁舎として地域住民に親しまれてきた旧群南村役場庁舎である高崎市歴史民俗資料館の建物が、我が国にとって希少で価値の高い歴史的建造物であることを広く知っていただくために当館の建物に注目し、普段とは違う高崎市歴史民俗資料館の一面を紹介します。

企画展名

 令和2年度第1回企画展「国登録有形文化財 旧群南村役場庁舎-高崎市歴史民俗資料館のもう一つの顔-」

会期

  令和2年10月3日(土曜日)~11月1日(日曜日)

  休館日:月曜日

おもな展示品

  旧群南村役場庁舎の棟札や群南村全図など

旧電話室のデルビル磁石式壁掛電話機旧議場内の展示スペース